ELKのティータイム

子育ても終わり、のんびり普通に過ごす私のつぶやきです

どのように考えるのか?

2011-05-31 16:12:28 | がんばれ!PTA
東日本大震災が起き、東北の学校が動き始めたのを感じている。
様々な問題点を抱え、学校の職員と保護者が力を合わせなければ、きっと前に進めないだろうと推測している。


こんな時だからこそ、PTAと言う組織をうまく使っていけたらいいだろうな~。




給食について、いくつか気になっている。
これは、組織で何かをするべきだとか言いたいわけではなく、何かを考える時に参考にでもしてもらえればと思って…


普段の食事が多少の栄養のバランスが悪くても、補ってもらえるような気がするんですよね。
とってもありがたい物です。

今、被災地では満足な給食を提供できない状況にもあると言う。
ビタミン不足がとっても懸念されている。



そして、食材についても…

茨城・鹿嶋市、県産食材の給食使用を見合わせ2011年5月29日(日)03:05
 茨城県鹿嶋市教育委員会が、福島第一原子力発電所事故による放射線の影響を不安視する声を受けて、学校給食に県産食材の使用を見送っていることが28日、分かった。
 県内の農畜産関係者らは「風評被害を助長する」として、市教委の対応を疑問視している。
 市教委の担当課によると、県産食材の使用を取りやめているのは、市内17小中学校のうち市学校給食センターで調理している16校の給食。肉、野菜、魚など給食に使う食材の大半を関西や四国地方などから仕入れているという。学校給食が再開された4月中旬以降、保護者から給食の安全性について不安の声が相次ぎ、市教委は県産食材の使用を見合わせる措置を取った。
 市教委はホームページでも、学校給食の食材について「摂取制限や出荷制限が出されている食材は使用していない」「当面は、西日本産を中心に食材を発注」「牛乳は福島産や茨城産原乳は使用していない」などとうたっている。





室井佑月、武田邦彦、孫正義の疑問「福島県産を給食に使うべきでない」 (J-CAST) 
  福島県内の小中学校が、地産地消として県産の牛乳などを給食に使い続けていることに対し、著名人から異論が相次いでいる。これに対し、地元自治体では、ごく微量の放射性物質検出のものに留めており、弁当を持参することも認めている、などと理解を求めている。
「福島の学校ってね、給食で地産地消って福島のものを子どもたちに食べさせるって言っているの」
室井佑月さんらが次々に強い疑問
作家の室井佑月さん(41)が、いきなりこう切り出した。NHKで2011年5月26日に生放送された情報番組「あさイチ」での発言だ。室井さんはさらに、周りの様子を伺いながら、「おかしいと思わない?」と強い疑問を投げかけた。
福島県などでは、県産が風評被害を受けているとして、その防止を訴えている。それだけに、この発言は、ネット上でも論議になっている。
室井さんが、どこからの情報を元に発言したのかははっきりしない。とはいえ、ネット上ではこれまで、著名人らから学校給食に福島県産などを使うことへの異論が次々に出ていた。
テレビ出演でも知られる武田邦彦中部大教授は、4月にブログで、福島を中心にした学校が地産地消の食材を使っていることを批判。食品安全などに使われる国の暫定規制値の100分の1の考え方に基づき、福島県産などはそれ以上の食材が多いとして、給食に出すべきではないと主張している。
そして、孫正義ソフトバンク社長は、ツイッターで5月18日、武田教授の発言を元に、「給食か弁当の選択の自由を提供していないとすれば大問題」と断じた。福島県産などに出荷制限要請が出ている食材が多く、放射能に敏感な子どもたちに無害だとは証明できないのではないかというのだ。孫氏は、放射性物質について、体内に入ると内部被曝になるため、数値が低いγ線ばかりでなく、α、β線も測定すべきだともしている。
福島県の小中学校では、どのぐらい地産地消の食材を使っているのか。
「放射性物質不検出の食材を優先、弁当も可」
いわき市では現在、給食の牛乳に県産の原乳を使っており、2011年6月からは地元の野菜などを使った給食を始めることを明らかにした。
市教委が4月に県産原乳を使うことを父母に説明したとき、一部からかなり強い反対が出た。その後、武田邦彦教授のブログ発言があり、その影響も出たとして、市教委では、対応に苦慮している様子だ。
それでも、県産原乳を使い続ける理由について、保健体育課では、県が週に1回公表しているサンプリング調査の結果で、これまでに放射性物質が「不検出」であったことを挙げる。また、県が製造業者と供給契約をしており、原乳の調達ルートを変えられないことや、出荷停止地域のものは使っていないことも理由にしている。
地元野菜など使用については、放射性物質が不検出のものを調達してほしいと学校給食センターに依頼しているという。ただ、父母には十分説明したうえで、ごく微量検出された野菜なども使いたいとしている。
県産を拒否する父母もいるが、給食の牛乳は飲まずに、家から持参することも認めていると明かした。給食は強制するものではなく、弁当持参についても認めるとしている。
福島県教委の学校生活健康課によると、事故の混乱でまだ調査していないものの、県内のほとんどの給食施設では何らかの形で地場産を使っているのではないかという。牛乳については、ほとんどが県産原乳だとしている。不安を訴える父母がいるのは事実としながらも、「流通している食材は安全だと説明している」と言っている。
[ 2011年5月28日14時35分 ]




様々な考えを持っている保護者がいる中で、一つに何かをまとめるのは難しい。

ただ、隣合わせた県での対応の違いに驚いた。
風評被害はわかるけれど、子どもの命を考えると方向性は出てくるかような気がするのだけれど…



風評被害と言えば…

狂牛病問題で、牛肉やそのエキスが入ったものですら給食から排除された時があった。
高額な牛肉は、給食ではほとんど使われていないのに、県教委は使用しないと発表した。
カレーのルーですら、変更された。


その後、使用OKみたいな通達が出たようだった。

その通達が出て早々、何も説明もなく使用開始宣言をした町教委。
地元肥育業者からの圧力を掛けられたらしい…
(牛肉を使用するとは言ったものの実際はコストの問題で使用していませんでした。)
やっぱり風評被害が大きく、困っていたようです。


その時に、ある副会長が言った。
「半強制的に食べさせられる給食だから、中途半端に使っては困る。
 どのお母さんも安心して食べさせられる状況になってからでも遅くはない。」


確かにそうなんだ。
情報は、会員にいろいろな形で伝えてあったので意見はもらえた。
PTA会長として、会員の意見を伝える事も大事だと感じた。

でも、しばらく多方面とゴタゴタがあったのは事実です。






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