ELKのティータイム

子育ても終わり、のんびり普通に過ごす私のつぶやきです

普通教室の冷房設備

2010-09-10 15:14:29 | PTA・教育
今年の夏は暑い。
暑い、暑いと思っているうちに、9月になっていた。

高校生以下の子供がいなくなったら、新学期が始まっていること気がつかず…


猛暑:授業短縮 校長室を開放・・・小中学校で四苦八苦
 新学期が始まった学校現場で、猛暑のため授業時間を縮めたり、運動会を延期する動きが起きている。うだるような教室やグラウンドで、子供の体調維持を優先した措置だ。エアコン付きの校長室を開放して熱中症予防を図る学校もあり、体調管理に四苦八苦だ。【田村佳子、五味香織】
 学校の冷房設備が少ない東京都杉並区では38度に達する教室もあるといい、授業を6時限から4時限に縮める中学が現れた。6日まで2日間短縮した杉森中の風見章校長は「夏休み明けに午後まで授業をしたが、あまりに暑い。子供の体調が第一」と説明した。やはり2日間短縮した井荻中の中嶋隆雄校長は「インフルエンザや台風では経験があるが、暑さでは初めて」と苦渋をにじませた。
 横浜市立中山中は、夏休み明けの8月27日から当面、授業を1コマ50分から45分に短縮している。前期の期末テストが近く授業短縮は避けたいが「風通しの工夫で対応できるレベルではない」(諏訪部真史校長)。
 文部科学省によると、全国の公立小中学校で冷房が設置されている普通教室は07年度で10.2%。調査は3年に1度で、近く10年度の調査をする予定だが、担当者は「さすがに増えていると思う」と語る。
 8月下旬、女児6人が運動会の練習中に熱中症で病院に運ばれた横浜市立さつきが丘小は、9月25日の運動会を10月23日に延期した。冷房のある校長室や特別教室を開放し休息を呼びかけているが、体調不良を訴える児童が連日のように出ているという。運動会延期の動きは兵庫県西宮市や宝塚市でもある。
 9月末の運動会本番を控え、東京都荒川区立汐入東小は大型冷風機(高さ約1.5メートル、幅約1.1メートル)2台を借り入れ、体育館に設置。タンクに入れた水の気化熱を利用し、涼風を送り出す仕組みだ。
 5年生の大塚永遠(とわ)君(11)は「空気を全部流してくれる感じで気持ちいい」と話した。また屋内プールは予定を約1カ月延ばし、10月初めまで利用するという。
 群馬県館林市は8月、約1000万円かけて小中学校や幼稚園など全31施設に冷水機や製氷器を配備した。毎年高温を記録する地域だが「例年とは暑さのレベルが違う」と市教委担当者。小中学校の普通教室にエアコンはないが、来年度以降の設置を検討する。
毎日新聞 2010年9月6日 


この地も、とっても暑い。
さすがに、今年はエアコンに頼らざるを得なかった。

それを考えると、この暑さの中、教室での授業を受けるのは厳しいだろう。



以前、高校にエアコン…と言うことで、次男の母校の冷房設備について書いた。
その後、来年度に向け設置をすることで、協議が進んでいる。

冷房は必要か? 不必要か?
この夏を過ごしてしまえば、『必要』との声が大きくなるのだろう。

ただ、普通教室のみにリースで設置するだけでも、6,000万円ぐらい掛かる。
PTA会長名で契約を行い、保護者が全て負担しなくてはならない。

月額1,000円程度。
払えない金額ではない。
ただ、契約者である会長や役員たちの精神的な負担の大きさを考えると…
簡単にOKとは言えない。

県の所有する施設に、なぜ?保護者が負担して設備を設置しなくてはならないのか?
そこが、疑問なんだ。
(もちろん、光熱費等や消耗品の負担は仕方ないけれど…)

国は、何か方策を打ち出してくれるのだろうか?



Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 少人数学級へ | TOP | 菅首相、再選へ »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | PTA・教育