今年の夏は、思いがけず東京に住む娘が、2度ほど長めに帰省したので、
一緒に出掛けたり、買い物、朝顔や庭の写真を撮ったり、ゆっくり料理したり、
のんびりと女同士の話で夜遅くまで盛り上がったり、
美味しい料理とお酒を飲みに出かけたり・・・
普段一緒にできない他愛無いことが楽しくて、すっかり満足してしまいました。
そんなこんなで、父も寂しがるし、皆の都合も合わず、あまり遠出しませんでした。
夏バテ気味もあったりしましたが、近場のお出かけで、昆虫館に出掛けてみました。
浜松市浜北区の、なゆた・浜北という文化施設で、開催されていました。
実は、父の昔の知り合いの方から招待状をいただいたので、父の代理で、出掛けてみました。
引退なさってから、日本だけでなく、外国にも昆虫採集に行かれている方で、
特にトンボにこだわっていらっしゃるみたいです。
あいにくその方は不在の日で、お会いできませんでしたが、会場の係りの方が、
この標本が、一押しということで、説明してくださいました。
ベッコウトンボは、トンボで有名な桶が谷沼のある磐田市のトンボで、
今現在は、採集してはいけないらしいです。
濃い色のトンボは、アカスジベッコウトンボといって、偶然捕まえたら、
国内で3匹しか採集記録のない貴重なトンボとのことでした。
動物行動学者の故、日高敏隆先生の本によると、
トンボは4枚の翅を、全部別々に動かすことができるヘリコプターで、
幼虫のヤゴも、折りたたみ式のあごを持ったジェット機である。
そして、親も子も、じつに洗練された狩人だとありました。
トンボもなかなか奥が深い1億年前から地球に生きる昆虫なのですね。
私は、ブローチのデザインになるくらいのきれいな形が、すごいな~といつも感心してしまいます。
ぜひ次回は、採集されているご本人にお会いして、
トンボの魅力についてお聞きしてみたいものです。
たくさんの、昆虫標本。
外国に行かれると、さすがに蝶も採集されるのかな?
興味のある方は、ミニサイズの写真の上をクリックして、拡大してお楽しみください。
こちらは多分別の方の標本。
青い蝶は、あまりに有名ですが、エメラルドブルーの蝶、黄色と黒も日本にはいない配色。
すごい色合いですね。
こちらは本物の、生きてるオオカブト、ヘラクレスだか、アトラスみたいな名前の有名なやつです。
クワガタもたくさんいました。
大人になった少年たちと、今現在の少年たち、
どちらもカブトや、クワガタに夢中でほほえましい夏休みの風景です。
チョウチョ、トンボ、カブトムシ、クワガタ、玉虫、等など
4歳違いの兄と捕まえた夏が思い出されます。
兄も当時昆虫標本を作っていましたね~。
私は、標本のコレクションには、あまり執着はないのですが、
やはり男子の方が、コレクターになる理由があるのでしょうか??
いまだに何だか不思議というか、謎なんです。
最近、生物学者の池田清彦先生が、
お人柄や好奇心の在り方、ユーモアのある話し方等が大好きなんですが、
彼も、カミキリムシのコレクターみたいですから。
夢中になって、虫取り網を、いくつになっても振り回せる・・・というのは、男子の特権なのかもです。
う~ん、いろいろ思い当ることが、浮かんできましたよ。
更新されてる!!
読み応えのある記事が二つも!w
国内で3匹しか採集記録のないとんぼってスゴイですね~!
↓の記事
袴男子がすごいカッコイイですねーーー!
中に息子さんもいらっしゃるんですね?w
男の子がいるとまた女の子と違う楽しさがもらえるようでいいなぁ♪
氷の中のお花の写真もとってもキレイでした。
ブレが却って躍動感感じられていいですねw
我が家はこの夏特にイベントらしいイベントはなかったのではっぱさんの記事で楽しませていただきました(=v=)♪
写真は割とこまめに取るのですが、パソコンにアップするまでが、のろのろでお恥ずかしいです。
最近、袴男子は、内定先でアルバイトを始めてしまい、演劇は、あまり行けていませんが、仕事をするたくましい顔になりつつあります。
氷の花の写真、自分でも気に入っていたので、褒めていただいて、感激です
この秋も、くるみさんの記事で、元気やオシャレアイディアいっぱいもらうのを楽しみにしています
いっぱい想い出します。なにから話しましょうか。小さいころ「マメホイ」というトンボ(多分アカネと言うのでしょう)は手でマメホイ、マメホイと言いながら人差し指をクルクル回すと、指に向かって飛んでくるのです。そこをホイと手のひらで捕まえるのです。捕まえたらまた放してマメホイ、マメホイと捕まえる。素直な可愛いトンボでした。目玉が可愛いですよね、その傾げる表情が何とも言えない。
アカスジベッコウとは違うと思いますが、カラッコンと呼んでいたトンボがいました。10メートルくらい高い木のてっぺんで10匹ほどで飛んでいて、なかなか捕えることが出来なかった。紫色の羽で写真のベッコウに似た感じでした。田舎でもこの数十年見たことが有りません。田舎の川もすっかり変わってしまいました。昆虫も魚も住めなくなっています。田舎はもう無くなっていますね。寂しい限りです。
昆虫採集では捕まえたトンボなどに注射したり・・・、昆虫採集セットがありましたよね。
今日はこれで・・・話がつきませんので・・。MM
なかなかコメント出来ず、ごめんなさい。
マメホイを、捕まえる遊び、思い描いただけで、楽しい少年の日のまことくんですね。アカネって、胴体の赤い可愛いトンボ、目玉や傾げる表情を、じっくり見た思い出、鮮烈ですね。頭も体も柔らかい少年だけの感覚なのでしょう。
カラッコンは、紫色の羽根・・・想像しただけで、絵本の一場面のような、絵が描けそうです。絵の好きなまことさん、記憶の中のトンボ達を、スケッチなさってみては?
地球上には、5000種のトンボが知られていて、日本には、180種が、すんでいるそうです。ただ、北海道や、九州だけにいるトンボというように、地域によって、棲んでるトンボがかなり違うようです。
自然はかなり減ってはきましたが、郊外の観光地ではない普通の自然の中で、かなりたくさんの生き物たちが頑張ってしぶとく生き抜いていますよ。
我が家の周りは、夏のセミが異様にたくさん頑張り過ぎで、夏は早朝から寝不足です。
色も美しいけれど羽の形がなんともいえない曲線で 大好きです。
庭のセセリなどは時々こちらの腕にとまったりして本当に可愛いです。
はっぱさんの息子さんの劇おもしろかったですね。
今年の演劇が見れなくて残念でした。
セセリも、蛾に間違えられがちだけど、よ~く見ると可愛いですよね、
そうそうヤマトシジミの幼虫は、カタバミを食べ、ツバメシジミの幼虫は、クローバーの葉っぱでなく、花を食べて育つらしいです。だから、我が家の庭に多く飛んでいたんですね~。
息子の演劇本公演は、今年は、11月にありますよ。ただ、就活とバイトであまり練習に行けなかったので、昨年のような大役でなく、クレーマー??の役みたいです。よかったら、また見に来てやってください。