おしゃべりな庭、静かな庭

「今日はどんな日?」  季節や日々の暮らしの中で・・・

シルホサ ~冬のクレマチス

2010-11-12 11:30:39 | 今日の庭
益子への旅日記で、庭の様子が、お伝えそびれています。
10月から、11月にかけて、涼しくなって、急に蚊もいなくなって、
暇を見つけては、庭仕事に精を出しています。
種まき、春野菜の植え付け、真夏に伸び過ぎたつる植物や、広葉樹の剪定・・
いくらでもやることは、見つかるので、スイッチが入りだすと、
時間や他の用事も、ついつい忘れて没頭してしまう日々。
でも、何よりも、いい気分転換、草木花と、対話しながら、
彼らがのびのび呼吸出来て、元気でいられるように・・・
そんなことだけしか考えない無心で、至福の時間です。
後で、手首や、足腰に痛みが来ても、心地よい疲れ、そしてぐっすり眠れるおまけつきです。


今年はシルホサが、たくさん咲いています。
シルホサは去年もアップしましたが、冬から春にかけて咲くクレマチスです。
ヨーロッパから、小アジアに自生する原種。
乳白色のふわふわとしたベル型の花を、節々にたくさんつけて、風に揺れる様は、花の首飾りのようです。

               

実は今年は、夏の終わりごろに、この西側のパーゴラに絡む、つるばらのポールズヒマラヤンムスクと、ハニーサックルのジャングル?!を、ばっさり剪定整理して、
いつも秋にその2種類のつるに埋もれている。シルホサを、一番手前に誘引してみたんです。
ただ、このクレマチスは不思議で、夏に一度落葉するので、細いワイヤーのようなつるが、
剪定の時、折れてしまったかと心配してました。

秋が短く急に寒くなった頃、葉がでて、可愛い蕾が付いて来た時は、
まさに、「やった~』という感じでした。

          
毎日、うっとり眺めてしまう雰囲気のある優しい花です。
最初は、クリームがかってますが、咲き進むと真っ白に。

          

花が終わった後は、羽毛のような銀白色に輝く果球が、イヤリングみたいに風に揺れます