おしゃべりな庭、静かな庭

「今日はどんな日?」  季節や日々の暮らしの中で・・・

 焼き物の里、益子への旅 ~その1  いわむらかずお絵本の丘美術館へ

2010-11-08 14:35:31 | お出かけ
すっかり秋が深まって、庭のツリバナの葉っぱが、紅葉してきました。
緑から、黄みもあり、美しい赤へと変わる・・毎年、感心する美しさです。



さて、ブログを大分お休みしてしまいました。
元気なのに、何だか雑事に追われておりました。
この季節、手帳やカレンダーが、書店に並ぶと、
「今年も、後2カ月か~!?」って、お決まりの言葉で、焦りますね。
日々の暮らしを、ひとつずつやっつけて行くしかありませんが・・・


10月23日~24日、絵本クラブのサークル仲間10人で、焼き物の里、益子に出掛けてきました。
旅行の幹事は、順番で、毎月積み立て貯金をして、2年に一回出掛けるお楽しみです。
今回は、私ともう一人のメンバーが、幹事で、慣れない幹事で、慌ただしかったですが、良い旅行でした。

静岡県浜松市から、栃木県の益子(しかも、1日目は、那須郡)を目指すと、
電車やバス利用だと、乗り継ぎが大変で、交通費も高くなるので、
初めての25人乗りマイクロバス(運転手一人付き)の旅と、なりました。

こんな可愛いバスに、若くておもしろい運転士Yさんと、ご一緒の旅。

               
               朝、4時起き、6時集合、夜明けの朝日が、まぶしい・・・出発です


       
お天気に恵まれましたが、少し風があって、雲がきれいな写真が撮れました。
おはよう、富士山!


       
1日目に目指したのは、絵本作家のいわむらかずお先生の、絵本の丘美術館です。
この写真の、14ひきのヒメネズミの家族のシリーズは、あまりにも有名ですよね。

先生は、35年前に自然の中で、子育てをし、絵本を描きたいと、益子の雑木林の中に引っ越された方です。
福島、茨城、栃木の3県に広がる八溝山の麓の地区は、里の自然が手つかずで残っています。
その地域の、那珂川町に、1998年に開館した絵本の丘美術館は、雑木林や、4ヘクタールの農場も広がり、
里山の自然や、農業体験もできる施設です。
               


途中渋滞もあり、到着したのは、夕暮れ時。       
たわわに実ったあけび棚のエントランス、先生の息子さんが、アケビの実をごちそうしてくださいました。
甘い果実を味わいつつ、種を飛ばして、皆童心に帰りました。

ご多忙な先生にお会いできなくて、残念でしたが、
里山の自然や美しい夕日、もちろん先生の楽しく、生き物たちへの愛や造詣の深い原画にも感動しました。