まあまあ人生

70年の人生 まあまあですね

西教寺を訪ねて

2010年05月10日 | Weblog
午前4時40分に目覚ましが鳴り、ラジオを聞く。すでに「真の救い」は終わりに近かった。続いて「世の光」を聞いて起床する。鬱としい朝であつた。

今朝も、元気に歌う。村祭り、子守唄、カナリヤ、村の鍛冶屋、うぐいす、兎のダンス・・・最後から二曲前に会場を去る。今朝は大阪朝祷会での司会の当番になっていた。

今朝は、朝祷会近畿ブロック代表のM兄が、去る5月5日に開催された朝祷会近畿ブロック明石大会の報告を兼ねて証しされた。大会は、開会礼拝に始まり、主題「父のみこころ」と題して行われた。講師は、大阪市立大学名誉教授の佐藤全弘先生で、ヨハネ17:3から講演された。閉会礼拝で終わるものの、その間、召天者追悼、総会、愛餐会、賛美と盛り沢山であったと話された。

朝祷会終了後、世話人会に出席する。その後、大阪キリスト教連合会主催、諸宗教施設めぐり「西教寺をたずねる」に、T師が車で行くので行きませんかと誘いを受け、お言葉に甘えて、S師と便乗させて頂く。西教寺は、天台真盛宗総本山で、全国に450の末寺のある由緒ある寺である。折からの小雨に洗われた木々の新緑が一段と艶やかに目に入ってきた。3万坪の敷地に多くの建築物があり、中島僧侶が普段は見ることの出来ない所も案内してくださった。中でも、本堂は、すべてケヤキで作られている。柱と欄間の大きさには、驚くほどであった。見学終了後、講堂の様な別室に案内された。講壇の右手にお寺に相応しくない聖フランシスコ像が描かれたものが立てかけられていた。中島僧侶が寺の歴史等説明に当たる前に、この聖フランシスコ像がある理由を説明された。聖フランシスコは小鳥や動物と話をしたと伝えられている。西教寺の宗祖真盛上人も猿等と仲良くされていること類似することを知り、中島僧侶がイタリア・アッシジにあるフランチェスカ聖堂を訪問され、西教寺とフランチェスカ聖堂と姉妹関係を結ばれた。フランチェスカ聖堂には真盛上人の像画が置かれてある。
同寺には、明智光秀とその妻の墓があり、明智光秀との深い関わりがあるとのこと。浅はかな私の頭には、恩知らずの謀反の輩と思っていたが、光秀は、人間味のある好人物であることを知る。一面だけで評価するのではなく多方面から見て本質を知ることを教えられた。最後に、中島僧侶自身、ガンで入院し経験され、日々素直な生活をして、配偶者に対して、ありがとう、おやすみの励行をすすめられた。

今日の西教寺行きを躊躇していたが、行って良かったと思った。帰りは、電車で来られていた田辺教会のN師も車で一緒に帰った。



 


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