土曜の一日

何時も土曜に行く「さわ」は盆休みだったので、ベルタの地下の喫茶店でモーニングを頂いた後、谷九にある診療所に行く。時間が早かったので、時間調整のため上六を周って歩いていると、無量寺の前を通る。門前に「本家無量寺灸」と書いてあった。それで昔、お灸をして貰ったことを思い出す。４５年程前、メニュエル病の発作がよくあったので、灸が効くのではないかと、薦められて行った。会場に入って驚いた。殆どが、老婆で十数人が、背中一杯に、太いお灸が何本も林立してビックリした。自分の番になってさぞ熱かろうと想像したが、それほどで無かった記憶が甦った。
午後、家内と宝塚のエデンの園のＨ姉をお訪ねする。少し前、調子が悪いと言っておられたが、体調も良くなり元気なお顔を拝見し、暫くの短いお交わりをすることが出来て感謝である。自然に囲まれた山の中腹にあり、下界よりは２～３度涼しいとのことであるが、この夏は、それでも暑く感じると言っておられた。
帰りの逆瀬川駅で電車待ちの時、駅の広告を見ると、医療関係が多く占めていたが、不況のせいか白く塗られた、空き広告も多くあったのには、一寸驚きである。