豆ご飯

勤務終了後、整骨院に行く。治療していた時、老女が診療室に入ってくるなり、今日、商店街でえんどう豆を買って来て豆ご飯を炊いて食べたが、非常に美味しかったと実感をこめて語られた。なんでもハウスものであるとのこと、私は、治療をうけながら、この豆は、早いのか、遅いのかと考えをめぐらした。老女の言葉があまりにも真実味を帯びていたので、私は、豆ご飯を無性に食べたくなった。それで、治療後、商店街に行きエンドウを買って帰る。明日の豆ご飯が楽しみである。最近、これ程食べたいなーと思ったことは無い。時々、家内に何にを食べたいと聞かれるが、決まって何もないと返事するのが常である。そう言いながら、月に一度位百貨店かスーパーに寄って、わけぎの酢味噌和えか鯵す（小あじの南蛮漬け）を買って帰ることがある。どちらかといえば酢料理が好みなのだろう。