あれから１２年

今日の新聞は、朝刊も夕刊も、またテレビも同じく、１２年前に発生した、阪神淡路大震災の関連ニユースでいっぱいであった。それ程、大きな災害であり、忘れてはならなし、その教訓を今後に生かされなければならない。あの時、大きな揺れで飛び起き、横にあるガラスの張ってある整理ダンスを手で押さえた。暫くすると揺れが治まりかけて、又大きく揺れた。地震がおさまってから揺れが大きかったので、テレビのスィチを入れる。アナンウサーは、何の変化もありませんと言う声を聞いたので、そのまま布団にもぐりこむ。７時前に起床しなければならないと思っていた時、電話が鳴る。あわてて受話器に出ると職場のＷさんからであった。今日は、休みますのでと言う電話に、何で休むのかと問うと電車が止まっていますのでとのことであった。それを聞いた途端、飛び起き、朝食もとらなかったと思うが、自転車にのって職場まで行く。当時、Ｈ警察署に勤務していた。途中旭区では、２～３箇所で塀が壊れたところがあり、地震の大きさが感じられた。８時ごろ職場に着く。一番のりだったようで、当直員から拍手で迎えられた。ニースを聞く度に被害が大きく報道された。あれから、１２年、神戸も復興した姿は、当時の壊滅的な姿は見られない。災害は、忘れた頃にやってくる。備えあれば憂いなしの譬のごとく備えをしなければならない。