まあまあ人生

70年の人生 まあまあですね

無から有

2006年04月28日 | Weblog
納税協会から毎月機関紙「納税月報」が送られて来る。表紙は、毎号外国の風景写真で楽しみにしている。その中に、インタビュー記事で「めざせ!オンリーワン」と言う記事がある。5月号には、「無から有」と題して、エスケー化研株式会社社長の藤井實氏が語っておられる。創業当時、22才の時、塗料を扱う工場の人たちが、塗料用の溶剤や機械を洗浄いた後の廃溶剤は穴を掘って捨てているのを見て、それを上手くリサイクルすることは出来ないかと思い、化学を勉強して、その廃溶剤を貰ってきて蒸留精製して、塗料用の希釈剤(シンナー)を作ることに成功された。「無から有」を生み出したのである。会社のモットーは「無から有」であるのは、そのことから来ていると。 藤井社長は、創業した時よりも70歳を越した現在、毎日100倍ぐらい物事を考えておられるとか、今のほうが、創業当時よりはるかに頭は若いと言いきっておられる。会社を維持するためには、常に、新しいものを作りださなければならない。一つの製品の寿命、商売の寿命は、以外に短いもので新しいものが出てくるとすぐに消えていく運命にある。 藤井社長の最も重要なターニングポイントは家内と結婚したことですと、最後に言われた。 . . . 本文を読む