“中国東北の旅”
集合場所は 北京駅前広場
広~い 人がいっぱい
案内人が 見当たらない
TELをして やっと 迎えに来てもらえた
駅のコンコースは 2階
とにかく ここも広い
吉林に行く改札口は何処なのか 探すだけでも大変
あった あった ここだ!
大きな荷物を持った乗客が いっぱい並んでいる
時間が来るまで 改札口は閉ざされたままだ
19時10分発の吉林行き
長~い長い車両 何両連結なのだろうか?
全席指定
3人同行なのに 車両も寝台もバラバラだった
親切に席を換わってくれた若者がいた
落ち着くところに納まり
通路の横のテーブルと椅子を使って 夕食をとる
外はもう真っ暗 何も見えない
列車の中で 中国人の乗客と交流
折り紙で 鶴の折り方を教えてあげた
海外旅行の達人から
<あっという間に人だかりができること間違いなし> と教えてもらった
“動く鶴”
本当に その通りだった
こんなにたくさんできた “鶴”
羽がパタパタと動くところが 人気の秘密!
鶴が羽をはばたかせるように 折るのには
少々 コツが必要だけど
みなさん 手先がとっても器用だった
殊のほか興味を持って つぎつぎチャレンジしていた彼女
残りの色紙を 全部プレゼントした
“だまし舟” で 一緒に遊ぶ
折り紙で 日中交流が始まった
10時の消灯時間まで 楽しい時間を過ごすことができた
翌朝 目が覚めたら 6時
カーテンを開けてみると
名前のわからない駅に着いていた
通勤ラッシュ?
早朝にもかかわらず 人がもういっぱい!
午前9時30分すぎ 吉林駅に降り立った
14時間もの 汽車の旅だった
吉林省は 中国の東北地区の中部
北は黒竜江省 南は遼寧省 西は内蒙古と隣接
北朝鮮と国境を接している
近代的な高層ビルが林立し
すっきりした感じのする街だった
中国の名山の一つである “長白山”や
四大奇観の一つである “樹氷”で有名なところだ
ここから マイクロバスに乗り換えて
吉林から20数キロ離れた “松花湖”を目指す
車はスピードをあげて ビュンビュン走る
一車線道路を 対向車側にぬけて 追い越していく
反対車線の車が パッシングしながら向かってくる
それを スルリとうまくかわす
“中国の運転手は 運転がうまいでしょ!” という彼女
心臓によくないわ!!