鬼の登場
演目は “御先”
たき火を囲んで村の人と話していると 私たちを見て・・・
「鬼がきて 連れていかれるで! でも ちょっと大きいのはなぁ~」
その時は 何のことやら わからなかったけど・・・
あっ 小さな男の子がさらわれた~
恐怖で 泣きわめいている坊や
こんどは 女の子
怖いのを精一杯我慢しているのか
体は硬直して 板のようになっていた
鬼の背中に背負われて ぐるぐる回されたので
失神してしまったのか??
目も開けられなかった
この子は 怖がっていないよ!
大したものだ
つぎつぎに 子供を背負って ぐるぐる回ったので
鬼が ばててしまったのかしら?