我が家の庭に姿を見せ始めたのは 2010年の春
まだ若そうで とてもきれいな猫だった
お腹が膨らんでいて どうやら子供を宿しているよう
元来 動物好きの私
お腹を空かしているのでは・・・と餌を与えた
三日に一度くらいの割で 庭にやってくるようになっていたのが
ある日 パタッと姿を見せなくなった
どうしたのかなと心配していたら・・・
数日後 見る影もないくらいやつれてやってきた
どこかで 赤ちゃんを産んだんだね
一ヶ月くらい経った頃だっただろうか
我が家の庭に 小さな仔猫を銜えて運んできた
キジトラと どこが目なのかわからないような黒っぽい固まり
お母さんのお乳を飲む姿が 何とも愛おしかった
母一人で子育てする姿が なんともいじらしい
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月日は経ち
猫の親子との付き合いは 今年で早や6年
母猫は警戒心が強くて なかなか慣つかなかったけど
やっと最近 声を発するようになった
ママ ママ~ マンマにしようか?と声をかけると
ウンにゃ~ん と
デッキに置いてある 蓋つきの大きな段ボールの中から出てくる
仔猫のボスは 寒い冬だけは
ちゃっかり私の側で暮らしている
私にとっては 最高の”癒し”の存在
これからも ず~~っと一緒だよ!!