今月上旬、ムスメと過ごすため、ウィンブルドンとロンドンに滞在したワタクシ。
なぁんと現金は、一切不要でございました! (←当たり前?)
カフェやレストランでの飲食代も、持ち帰りの食事やケーキ代金も、すべてスマホでデビットカード決済。
(丸亀製麺のメンバーカードが入っていますが、グロスターシャーにはまだ支店がないので、なかなかポイントが貯まりません )
私のスマホに入っているネクターカードとテスコ・クラブカードというのは、こういうやつです。(画像はネットから拝借しています。)
ネクターカードはスーパー・セインズビュリーズ、テスコ・クラブカードはスーパー・テスコのメンバーシップ・カードです。
(カード取得は無料ですが、住所氏名を提供して顧客登録をしなければなりません。)
スーパーの商品の一部には、通常価格に並んで、少し安めの『カード保持者価格』が表示されていて、
カード価格の恩恵を受けるためには、支払い時にメンバーシップ・カードをスキャンする必要があります。
両方ともクレジット・カードみたいに分厚いので、お財布に入れるとかさばります。
でもスマホに入れておけば、どうせ決済時にスマホを使うのだから、一緒になっていて、ラク~!
昭和のアナログ人間の私、現金だと使った実感がよりあるような気がするので、ずっと現金払いを好んでいました。
でも3月にロンドンに行ったとき、現金払いを受け付けてくれないお店が多いことを知り、
仕方なくカード決済をしてみたらこれが便利なので、とうとう時代の流れを受け入れることに。
あと5年もしたら、完全に現金を持ち歩かない生活になっているかもしれませんね。
考えてみれば、コロナ禍が、カード決済の急速な普及を強力に後押ししてくれたのですよね。
紙幣や硬貨をやりとりせずに済むカード決済は、感染防止の見地からはとっても有効ですから。
ちなみに我が田舎町ダーズリーには、私が知るかぎり一軒だけ、未だに『お支払いは現金のみ』というお店が残っています。
個人商店的な、安い商品を並べた生活雑貨店です。
あのお店までもがカード決済OKになったら、“ひとつの時代が終わった” 感に包まれそう・・・
前言撤回、そういえばロンドンで一度だけ、現金払いしました。
コベント・ガーデンのトイレに入ろうとしたときです(2023年9月のムスメ訪問 ⑧)。
トイレ使用料は1ポンド(180円)。
カード決済できたので、スマホに入っているカードをかざしたのですが、なぜか機能せず。
仕方なくお財布を取り出し、デビットカードを出すより早いので、たまたま残っていた1ポンド硬貨を投入しました。
トイレついでにもうひとつ。
今月のロンドン訪問で私が出くわした有料トイレは、コベント・ガーデンのもののみでした。
でもパディントン駅のトイレは、4~5年前までは有料だったんです。
その証拠に、入場料を徴収する係員さんのブースが残っています。
(幸運にもちょうど誰もいない瞬間が訪れたので、写真を撮らせてもらいました。)
有料だったのに無料にしたのは、何故なんでしょうね?
利用客に不評だったから?
それとも運賃で十分儲けているので、必要なくなったから?
いずれにしろ、一利用者としては、助かります。
もう二度と、有料にUターンなどしないことを、切に願います!