還暦を機にお勤めを辞めて自営のイラストレーターに戻ったオットーですが。
今年も義弟②(独身で私と同い年の56歳)と、おっさん・・・オトコのホリデーに行ってきました。
(参: オトコのホリデー / オトコのホリデー その② / ‟オトコのホリデー”に便乗♪)
春先にコテージを予約したのですが、予約した一週間は9月半ば。
9月末で退職しましたが、今年の有休を使わずにとっておいたので、9月第2週からはもう出勤する必要はありませんでした。
なのでこのホリデーは、まるで自分へのご褒美のような位置づけに。
オットーたちが今回向かったのは、イングランド南西部、ランズ・エンドの近くの村ボタラック(Botallack)。
かつてスズ採掘(Tin Mining)で知られた小村で、近年BBCの人気ドラマシリーズ『ポルダーク(Poldark)』のロケに使われたことで知名度が飛躍的に高まったそうです。テレビドラマ離れしている私は全然知りませんでしたが。ちなみにポルダークは、最終の第5シリーズの撮影が、今年9月に始まったそうです。
下左はオットーたちが借りたコテージ、右は海岸線に沿ったフットパス。右端奥の建物にご注目。
このふたつの建物はクラウン・マインズ(Crown Mines)といい、かつてのスズ採掘のためのエンジン・ハウスだったそうです。
ボタラック鉱山(Botallack Mine)は2006年7月にユネスコの世界遺産に登録されたコーンウォールと西デヴォンの鉱山景観(Cornwall and West Devon Mining Landscape)の一部で、ナショナル・トラストによって保護管理されています。
下はランズ・エンドから南に徒歩で1時間半ほどの Porthgwarra という、コーンウォール語で『深く木の茂った入江』を意味するらしい小村の海岸線。
下左はランズ・エンドから15kmほど北上したところにある Gurnard's Head という岬で、その近くで海釣りしたそうです。
そこからほど近い集落トゥリーン(?Treen)の入江では、アザラシが泳いでいたそう
下は義弟②です。前にも書いたと思いますが、イギリスでは川釣りするには有料のライセンスが必要です。
オットーと義弟②はそうそう頻繁に釣りをしたいわけではないので、ライセンスは買わずに海釣り専門というわけ。
その前の週だったら上天気で海も穏やかでパーフェクトだったのに、9月半ばのこの週は、天候が今さんでした。
アメリカで猛威をふるったハリケーンが、勢力を弱めながらもイギリス近くを接近通過していったので。
海は荒れて波高く、ときにはまっすぐ立っていることさえ難しいほど風が強く、横なぐりに雨が降り、日が射したのなど束の間だったそうです。
それでもおぢさん二人、日常生活を離れ自然を堪能できて、「それなりにリフレッシュできた」とポジティブな感想でした。
来年も行けるといいね!
( 亭主元気で留守だと私もウレシイし・・・ )
《 オマケ 》
二人が借りたホリデー・コテージの調理台は妙な場所に設置されていて、とても使いにくかったそうです。
151cmの私でさえキツかったかも!
荒波の中で釣りなんて、なかなかイキです!
コーンウォールの方は本当にイギリスかと思うほど景色が違いますよね。
っていうか、キッチンの設置の仕方に吹いてしまいました。
理屈は分かるのですが、実際に使ってみると。。。(笑)
(私同様、オットーも私から離れて一息つきたかったとか
コーンウォール、いいですよね
オットーは海の近くに隠居するのが夢ですが、コーンウォールは高すぎてまず無理でしょうね、残念ながら。
あの調理台は笑っちゃいますよね。
ちょうどいいスペースがあったから押し込んじゃったのでしょうか!?
実際の使い勝手が完全に無視されていて、むしろ爽快ですらあります。