今日7月4日はアメリカの独立記念日ですが、
イギリスでは総選挙がありました。
そのためグーグルのドゥードゥルも、今日はこんな感じです。
イギリスの政権は、保守党と労働党が交代で担ってきましたが、
今回の総選挙では労働党が勝利し、14年ぶりに保守党から労働党に政権が移ると予想されています。
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まだ正式な結果は発表されていませんが、現首相のスーナク氏は、おそらく首相の座を去ることになるでしょう。
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新首相になると予想される、キア・スターマー氏はこんな方。
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私がイギリスに来たのは32年前の1992年2月で、当時の首相は保守党のジョン・メージャー氏でした。
その後の首相をリストアップしてみましょう。
ジョン・メージャー(保守党): 1990~1997年
トニー・ブレア(労働党): 1997~2007年
ゴードン・ブラウン(労働党): 2007~2010年
デイヴィッド・キャメロン(保守党*): 2010~2016年
(*2010~2015年は第三党自由民主党との連立政権)
テリーザ・メイ(保守党): 2016~2019年
ボリス・ジョンソン(保守党): 2019~2022年
リズ・トラス(保守党): 2022年9月6日~10月25日の50日間 【最短在任記録】
リシ・スーナク(保守党): 2022日10月25日~
現在の保守党政権の前は、労働党政権が13年続いていたんですね。
こうして見ると、現在までの保守党政権下の14年間に、ころころと首相が代わったことをあらためて実感します。
故エリザベス女王陛下が任命した最後の首相が、こともあろうに最短在任記録を作ったリズ・トラス氏だったのは、
なんとも残念な気がします。その二日後に、女王陛下はお亡くなりになりましたからね・・・。
それに比べて女王陛下の在位期間は、英国史上最長の70年と7ヶ月でしたから、皮肉を感じてしまうというか。
ちなみに私は、未だに日本国籍なので、イギリスでの選挙権はありません。
オットーと結婚して間もなく、オットーが私の国籍をどうした方がいいのか、問い合わせてくれました。
日本は二重国籍を認めないので、日本国籍とイギリス国籍の両方を持つことはできないからです。
すると、私が日本国籍のままの場合、イギリス国籍者と異なる点は次の二つと言われました。
① イギリスの選挙での投票権がない
② 陪審員裁判での陪審員に選ばれることがない
異なる点がこの二つだけなら、別に日本国籍のままでいいと思い、そのままで来ています。
その間に両親ともに亡くなったし、もうイギリス国籍に替えてもいいことはいいんですが、
ただそれには結構なお金がかかると、同じ在英日本人のKさんから聞きました。
だったら、別に普段の生活に支障はないし、公的年金だって支給されるのだから、
もうこのままでいいか~と、思っています。
陪審員選出ですが、これはごく稀にしかないようで、オットーの家族の中ではオットー父(故人)だけが、
何十年も前に軽犯罪の陪審員に選ばれて、裁判に臨んだことがあったそうです。
それ以外の家族は、オットー母も、オットー自身も、三人の弟妹たちも、陪審員として召喚されたことはありません。
というわけなので、投票はできない私ですが、このニュース記事 は面白かったです。
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日本と比べて規則に違いはありますかね?
(そういえば私は、日本でもろくに投票に行った記憶がありませんわ・・・ )