7月3日(日)、オットーにメールで 「もう今の家には住んでいられない」 と知らせてきたオットー父。
“終の棲家” 探しは依然継続中です。
最初はオットーに丸投げしていたオットー父でしたが、何せオットーはお勤め人。
動けるのは週末だけなので、オットーに任せていては埒があかないと悟ったのでしょう、
オットーがまわした売家情報の中から気に入ったところをオットー母と見学に行き始めました。
そして10日ほど前、11kmほど離れた近くの町に、オットー両親が望む条件にかなり沿う売家を見つけたんです。
平屋であること。
平らな土地に立っていること。
庭は極力手のかからないものであること。
歩ける距離にお店があること。
静かな環境にあること。
この家です。 不動産屋さんのサイトから画像を拝借。 地図で見ると商店街から多めに見積もっても200mほどしか引込んでいない、
行き止まりの道の終わり近くにあるようです。 まずは家の正面と、ガレージあたりから見たらしい前庭の様子。
居間とキッチン。
寝室。 椅子型簡易トイレが置いてあるところをみると、現在の住人は高齢の方かと。
裏口と裏庭。
裏庭は小さめだからオットー父が怖れる庭仕事もそれほどはなさそう。 裏庭の向こうは公園とスポーツ・グランドなので、
スポーツ試合があるときはうるさいかもしれないけれど。
売値は27万5千ポンド(3795万円)でした。
2寝室にしては高いんじゃ?と思ったけれど予算内なので、オットー両親、3日前に不動産屋の案内でこの家を見に行ったんです。
まずまずの印象だったので、「来週もう一度オットーも一緒に見に行って欲しい」 とオットーに頼んで来、オットーもそうするつもりでした。
ところがこの家、今日、売れてしまったんです。
現在の持主はやはりご高齢の方で、老人ホームに行くことになり、その費用に充てるため家を売ることになったそうです。
息子さんが代理で家の処分に当たっていて、できるだけ早くお金が必要なのですでに入っていたオファーを
受諾してしまったのでしょう。 (・・・・・どこも一緒だなぁ・・・・・)
そんな訳で、オットー両親の “終の棲家” 探しは振り出しに戻りました。
でもね・・・・・ 基本的にはオットー母は、引越したくないんです。
オットー父が 「引越し先は家も庭も小さいだろうから、シンディーは連れて行けないな。 そうなるともう6歳だし
てんかんの発作もあるから、殺処分は免れないだろうな。」 なんて意地悪を言うものだから。
(オットー父は他人の感情にはまったく無関心な特殊な人で、オットーたちはボーダーラインの人格障害を疑っています。)
それでオットー母、いくつか見に行った家のどれをも 「狭すぎる」 「最寄の店まで遠すぎる」
「もっとオットーの近くがいい」 などとあれこれ理由を挙げては突っぱねていました。
それに対し驚くべき忍耐力を見せてきたオットー父でしたが、いずれは堪忍袋の緒を切ることは明らか。
なのではらはらしながら状況を見守ってきたんです。
ようやくしぶしぶながらも、オットー母にも気に入った家が見つかったのにな。 本当に残念・・・・・
《 終の棲家探し ② につづく 》
いろいろ注文があると大変ですよね。
それに、家探しってほんと大きな買い物でタイミングもあって、大仕事ですよね。
私たちは6年前ですが、半年ほどかかりました。
でも、最後のは必ず運命の出会いがあると思います。
そういうときはいとも簡単にすいすいと手続きもうまくいくし。
バンガローいいですよね。私も好きです。
広々してたいていは日当たり良好。因みにうちもシャレーですがバンガローです。
どうか、早いうちにいい物件が見つかりますように。
オットーと私もいずれは階段の上り下りに苦労する日が来るだろうから、リタイヤしたらバンガローに引越したいと思っています。
オットー両親の家探し、ほんと、運命の出会いがあるといいんですが。
高齢のため(90歳と88歳)最近はコンピューターを使うのも億劫になり、家の詳細情報は不動産屋に電話して郵送してもらっているようです。
オットーが不動産のページへのリンクをメールで送っても、数ヶ月前にメール・サービスのプロバイダーを変えたことを忘れて前のところにアクセスしようとしてできず、 「コンピューターが壊れた!」 なんて言い出す始末。 それも繰り返し・・・ 忘れちゃうんですよね・・・。
家探しを先に延ばしすぎたな~。
私たちはああなる前に終の棲家に引越すようにしないとな~。
なんて、冷静に経過観察しているオニ嫁の私がいます。
けっこう急なので、息子には難しいかも。
私たちはミュージシャン(?)なので、一戸建てじゃないと周りに迷惑をかけるということで、安めのバンガローをずっと探していました。
ほんと、ご高齢だとかなりコンピューターを操作するのも難しいですよね。
私でさえ時々戸惑うことが。。。
いい物件が見つかりますように。
息子クンにはもう少し成長するまで危ないかもしれませんが、でもあっという間ですよ。子供の成長は。(経験者は語る。)
なるほど音楽をやるには一戸建てが必要ですもんね。
うちはセミなので隣の足音や大きな話し声が壁越しに聞こえてきます。
なので一戸建て、うらやましいです。
私たちの終の棲家となる次の家は、一戸建てが買えればいいんですが・・・
チビままさんたちのように運命の出会いがあって、ちょうど手頃な一戸建てバンガローが見つかりますように。