ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

住み込み介護費の値上がり

2024-04-22 21:43:25 | 義理の家族のこと

義母(96歳)に住み込み介護ヘルパーさんが入ってから、早くも7ヶ月が経ちました。

驚愕の!住み込み介護費用・・・

に書いた通り、当初は、ヘルパーさんの食費としての50ポンドも含めた住み込み介護費は

週1550ポンド(29万6千円 ←今日のレートで換算

でしたが、今月から値上がりして、

 

週1650ポンド(31万5千円)

に~っ!なりましたっっっ! 

 

手放しでは喜べない長生き

にも書きましたが、このスピードで義母の資産が減っていくとなると、

ほんと将来が心配です。

ま、資産が尽きた場合は、公費で助けてもらうしかなくなるわけですが。

 

ちなみに昨夏私を凹ませてくれた101歳の顧客のジェフさん(仮名)は、8ヶ月後の今も、

ベッドで寝たきりのまま存命です。

凹んだ出来事

あの後も2~3週に一回のペースでジェフさんを訪れていますが、ジェフさんの態度は相変わらず。

私はほとんど用事を頼まれません。

あまりにも暇ですが、何もしないのでは罪悪感に苛まれるので、気がついたところを掃除するようにしています。

トースターとか、電子レンジとか、調理台とか、キッチンの床とか、居間のホコリ拭きとか。

 

 

その後何度か、訪ねて来たジェフさんの娘さんのジャネットさん(仮名)と話す機会があり、ジェフさんのあの性格は、

昔からだということがわかりました。話を聞けば聞くほど、ジェフさんの性格って、クソ野郎だった義父と重なります。

ジャネットさんには兄(か弟)と姉(か妹)が一人ずついるものの、ジェフさんを訪ねてくるのはジャネットさんのみで、

兄(か弟)と姉(か妹)はとうの昔に疎遠になっているそうです。

そんなジャネットさんが訪ねてきても、ジェフさんは笑顔すら見せず、不機嫌そうにあれこれ要求を並べ立てるだけ。

なのにジャネットさんは明るい笑顔で対応して・・・ 本当に頭が下がります。

 

ところで住み込み介護費の出どころですが、私が現在訪れている、ジェフさんを含む顧客さんのおそらく全員が、

自費で支払っているわけではなく、大部分を居住地の自治体の公費でまかなってもらっているようです。

私が住み込み介護をしていたときは、男爵とかベティーさんが義母のように自費で支払っていましたが、

そうですよね、あれほどの大金を自分で支払える高齢者って、あまりいないと考えるのが普通ですよね。

 

高齢者の仲間入りをしたあとも倹約生活を続けて資産を死守しても、結局は介護費に湯水のごとく散財するようになるのなら、

そして資産が底をついたときに初めて公費で助けてもらえるというのなら、倹約生活を続けるのは馬鹿らしい。

これからは、節度をもちつつ散財しようと、オットーと話したのでした。

もちろん10年後20年後には、公費も底をついていて、助けてもらえなくなる可能性は大きいです。

が、もうこうなったら、そのときはそのとき! ですわ。

 

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