ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

新しいカメラ

2013-03-11 22:28:50 | 日記

里帰り前に、日本で買ってこようかな~と思案していたおニューのカメラ。買っちゃいました 欲しかった、ソニーのDSC-WX100というモデル!

実家の最寄駅から電車を2本乗り継いで出られる、オサレな都会・立川市。立川駅北口のビックカメラで¥13800で買えるとネットで事前に調べてあったので、行ってみたのですが・・・ 欲しかったピンクかシルバーはもう売り切れで、黒と白すらなく、残っているのは店頭品のブラウン一台のみとのこと・・・ 古くなり始めた機種なので、もう入荷の予定はないとのこと・・・

新機種にも心惹かれたのですが、最新機種はタッチスクリーン。指先の器用さに自信のない私には、ついているボタンやらダイヤルやらで操作できるほうが安心だからなぁ・・・ しばらく考えることにして、すごすごと立川を後にしたのでした。

その週の土曜日。実家と立川市の間にある昭島市というところで高校時代の友達と集まりました。その際昭島市に住む友達に、デジタルカメラが買えそうな店が近くにないか訊いたら、「大きな電器屋さんが近くにできたよ」とのこと。友達にも付き合ってもらい早速出かけたら、ありました~それも全色!そのうえ、価格はビックカメラと同じ!!

加齢(“華麗”ではない)に抵抗するためピンクにしようかと思っていましたが、ものすご~くカワイイ系のピンクで、負けを悟りました。(何に?) ピンクじゃなかったらシルバー。と思っていたのですが、実物のシルバーは、どちらかというとグレーで・・・・・ 黒はオッサンみたいだし(ちなみにオットーのは黒)、茶はオバハンみたいだし(オバハンなんだけど)。結局無難なところで、白に決めました。

 

   ネットで見つけたDSC-WX100たち。楽しそうだったので、音符をつけてあげた。                  私に選ばれ、誇らしげな白。

          

 

このカメラが欲しかった理由のひとつは、パノラマ写真が撮れるから。さっそく里帰り中、撮ってみました。パノラマ写真。

実家からの最寄駅。向かって左側は開発が遅れていましたが、区画整理が進んでいるようです。この駅も、私のOL時代は木造平屋建てでした。

実家近くのショッピング・モール。歩いても10分とかかりません。茶畑や畑しかなかったようなところに、11年前に突如出現。おかげで便利になりました。

2階はこんな感じ。私の好きなお店が両端に見えます。

フードコート。母がデイセンターに行っていた日に、何度かここでひとりランチしました。

昭島市にあるショッピング・モール。左端のお店Mother Gardenは、かわゆ~いアザラシ・グッズがたまりません。この時、動いている人をパノラマで撮ると画像がブレることを学習。

 

子供の頃よく遊びに行った、実家近くの池のある公園。当時はこんなに整備されておらず、地面を水辺まで下りていって、糸に結んで垂らしたさきいかをエサにザリガニを釣ったりしていました。

帰国の日の成田空港の、出発階。ヴァージン・アトランティックのチェックイン・エリアが中央に見えます。空港まで配送してもらったスーツケースの受け取りカウンターの向かいにあって、便利でした。でもパノラマで撮ったため、二人の女性の顔を割ってしまいました。ごめんなさいです。いや、まだあった。黄色い上っ張りを着たおじさんの顔は半分になっていますね。重ね重ねすみません・・・

 

住所では一応東京都内だけれど、都心からはずっとずっと西の方にある私の実家。もちろん23区になんて入っていません。子供の頃は、通学路の途中で牛や豚が飼われていたりしました。今回同じ道を通ってみたら、家畜小屋は取り壊されて、きれいに片付けられていました。ちょっぴり寂しかった。

そんな『半田舎』にある実家から歩いて5分ほどのところにあるこの↓家。屋根の突出部分に心惹かれて撮影しました。(実は私の前を地下足袋をはいたおじさんが歩いていたので、おじさんも入れてこの家を撮りたかったのですが、カメラを出すのにもたもたするうちおじさんを逃してしまった。くやしい。)

奥行き2mほどしかなさそうなあの2階部分は、一体何の目的で造られたのか? 幅一杯に物干し竿が数本渡されて、干し場として使われているのか? あそこに達するには、ハシゴか階段か? あの部分を造った時の手間や、現在も続くであろう窓ガラス磨きの手間を考慮に入れたとき、あの部分は本当に存在価値があるのか???   ・・・いろいろな疑問を抱かせてくれる、非常に魅力ある不思議な空間でありました。

 

最後にもうひとつ。立川駅北口の駅ビル・ルミネのトイレ(たしか6階)が超キレイで感動ものでした。トイレにたどりつくまでに、置物の載った飾り棚が2ヶ所も!うつくし~!

それに、すべての手洗い台(顔を洗う人はいないと思うので、洗面台とは言いません)の脇に、手を乾かすためのドライヤーが一つずつついている。濡れ手で並ばなくていいなんてステキ! (イギリスだとこの規模のトイレにはドライヤーは2つ設置されていて、うちひとつはふつう壊れています。)

 

ルミネ立川店の開業は、1982年10月。おおー、私が20歳のときではないか。(開業時はWILLだったけど。)OLをしていた20代の私は、よくルミネで通勤服を探したものです。

ルミネのある北口に比べ、開発が遅れていた立川駅南口。しかし!1999年に、南口にルミネより豪華なグランデュオができてしまいました!グランデュオの開店により、ルミネは天井が低く、狭苦しく、野暮ったい印象に。(注:あくまで個人的な感想です。)

そのイメージを払拭するため、トイレに力を入れたのか、ルミネ?!・・・などと、オサレなトイレを見て感慨にふけった私でした。そんなルミネはあちこち改装中で、頑張っているみたいだった。実は個人的には、慣れ親しんだルミネの方が庶民的だし好きです。頑張れルミネ。応援してるよ! 

 

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・・・話は変わって。今日で、あの日から丸2年ですね。私は3年近く里帰りしていなかったので、先月の里帰りは、東北関東大震災以来初めての里帰りでした。

当然かもしれないけれど、実家のある地域は以前とまったく同じで、何も変わっていませんでした。でも現実には、現在も大変な困難の中、歯をくいしばって暮らしている被災者の方々がいる。

新聞記事で「〇〇県が瓦礫の受け入れを表明したが、住民の反対に遭って受け入れを撤回した」などと読み、複雑な気持ちになりました。震災直後は、日本中が「自分にできることがあるなら、どんな小さなことでもいいからしたい。少しでも被災者の助けになりたい。今すぐ被災地に飛んで行きたい。」という気持ちで溢れ返っていたはず。でもそういう気持ちって、自分が熱しやすく冷めやすいからよくわかるんですけど、長期にわたって持続するのはなかなか難しいですよね。自分の周囲・自分の日常が元通りになると、また仕事や私生活であれこれ忙しくなりますから。被害を受けなかった人たちの、被災地・被災者への関心や思いが薄れていっても、仕方のないことだと思います。

ただ、日本は火山国で、地震国。現代の最先端技術をもってしても、正確な予測はつかない(らしい)地震。私の実家の真下あたりにも、立川断層というのが走っているそうです。関東地方が大地震に襲われ、首都壊滅などという状況になったら・・・と、いらぬ想像をしては憂えてしまいます。

そういう特殊な国だから、緊急時・災害時の互助システムを、もっともっと改善してシミュレーションして、万全の体制で将来に備えて欲しい。そう思います。

そんなシステムが必要になる日が来ないのが一番なんですけどね・・・。

 

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