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ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

静岡県浜松市、浜名区細江町気賀「屯倉水神社の大杉」(市指定)です!!

2025-03-26 07:58:46 | 巨樹・大木
 細江町気賀地区は、浜名区役所の西約13km、北行政センターの南東約500mのところに屯倉水神社が東向きに鎮座します

 浜名区北行政センター北側の道路を東へ出ます

 約400mで信号を右(南)へ、県道49号線です

 都田川を曳舟橋で渡った(約300m)すぐの信号を左(東)へ

 すれ違いの出来ない道路の細い所を過ぎた右手道路脇に目的のスギが道路に覆いかぶさるように立ちます

 前の道路脇に車を止めさせて頂きました

 北西側から

 北側から

  屯倉水神社の大杉
 屯倉水神社の記録によると、当社の儀は往古伊福の郷屯倉神社遷座所也、推古天皇御宇毎に国屯倉を置く、今本所と申所也とあり、屯倉神社は、元「間の脇本所」(現在堀川城跡附近)にありました。
 永禄10年(西暦1568)俄かに城郭とするため東岩崎水神社(現在の地)に移してこれより屯倉水神社と改めました。
 徳川家の領主になるに及んで、天正年中奉行本多作左エ門は社中並に社領等定められ、油田の氏神とし五穀成就、川方守護神と崇敬するように命ぜられました。
 当時の水神社は、樹木鬱蒼としており、岩山に苦労して生へた神木がかなり繁っておったのが、時代の変遷に伴い、樹木も整備せられ、由緒ある神社に残された、代表的な杉が、この大杉であります。
 ・樹高 22.00m、目通り周囲 3.30m、・枝張り東西 16.50m、南北 8.10m
        細江町教育委員会
        細江町文化財審議委員会
 *細江町は、平成17子(2005)7月1日に 周辺11市町村とともに浜松市に編入されました。
 *平成19年(2007)4月1日に浜松市が政令指定都市へ移行したのに伴い、浜松市北区の一部となった。
 *平成24年(2012)3月31日には細江地域自治区が廃止され、令和6年(2024)1月1日に浜松市の行政区が再編されたのに伴い、浜松市浜名区の一部となった。
 *旧細江町役場は浜松市細江総合事務所となりましたが、平成19年の政令指定都市移行に伴い、細江総合事務所は浜松市北区役所となった。さらに令和6年の行政区の再編に伴い、北区役所は浜名区役所北行政センターとなった。

 北東側から

 御神木指定証です

 東側の境内入口そばの道路から見ました

 東側から屯倉水神社境内を見ました

 屯倉水神社社號標です

 拝殿です

 本殿を道路から見ました

 説明版です
   屯倉水神社の由来
  祭神  豊受姫命・蒼稲魂命・罔象女命・大国主命・少彦名命・別大雷命・竜田二柱神・坂東三社神
   社領 高二石二斗(330kg)御除地
   山林 二反二畝余(22㌃)  御竿除地
 屯倉神社は、往古伊福の郷気賀の座間の脇にあった所である。
 屯倉とは古く大化の改新前皇室の御料地であって収獲された米穀を収める倉を意味するものであった。
 垂仁天皇27年の條に「興屯倉子来目邑」とあるを始めとし、それ以後代々の天皇は各国毎に屯倉を定め、天皇であらざれば領し得なかったのである。
 このような歴史をもった屯倉は、大化の改新によって廃止せられ、その跡に屯倉神社のみ遺る。
 建久元年(1190年)源頼朝上洛の際屯倉神社の再興を願う頼朝は、遠江守義定に命じて水田八町歩(8㌶)を寄進して再興をはかった後、建武2年(1335年)足利尊氏都へ攻め登る。このとき弟直義は引佐山越を攻め登る。
 引佐郷は官軍方にて所々に食い止めたが敵軍に放火され神社民屋ことごとく焼きつくされ、屯倉神社も亦廃亡に期す。
 延文5年(1360年)より永正7年(1510年)まで地震洪水十度余分けて、永正7年の大地震には当地の湖水南岸崩れ湖海となる。
 永禄10年(1567年)社地を俄かに城郭となし、堀川城を築く。この時屯倉神社を油田東岩崎水神社に移す。これにより屯倉神社と改む、屯倉神社には東大鳥居と西大鳥居の二つの大鳥居があったが、東大鳥居は現在大通りという地名があるが、これは東大鳥居がなまって大通りと呼んでいる。
 永禄12年(1569年)奉行本多作左衛門重次の名により、油田の氏神として崇敬すべく竹田、尾藤、斎藤に神職を命じ、屯倉神社を守護せしめ、毎年の例祭には三家交代で年番を務め祭主となって例祭を斎行してきたが、明治2年(1869年)まで続き後、神社総代制となり、総代によって神社の祭ごとを行うようになった。
 明治30年(1880年)油田野末梅三郎氏の藎力により、井伊谷村より神楽の舞取入れ、井伊谷村野沢定吉氏に師事修得し、祭例には舞を奉納することとなる。
 尚細江神社の祭例にも神楽の舞を奉納し現在では祭礼の重要な祭事となっている。
       昭和45年7月吉日     屯倉水神社総代

 では、次へ行きましょう



 2025・3・1・15・55
 

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