徳島県阿波市、阿波町森沢「野神の大せんだん」（国指定）です！！

　阿波町森沢地区は、阿波市役所の西南西約６ｋｍ、阿波市役所阿波支所の東約１．５ｋｍのところ

　阿波市役所阿波支所の東側県道３号線を北へ、直ぐの信号を右（東）へ中大久保谷橋を渡って進みます

　約１．４ｋｍの「阿波市立久勝小学校」の南東側に

　「国指定天然記念物　野神の大センダン」の案内板です

　北へ入ると道路沿い右手に目的のセンダンです

　北側の道路脇に車を止めさせて頂きました

　南西側から

　西側から

　天然記念物標柱です

　説明石碑です
　　　天然記念物　野神の大せんだん
　野神の大せんだんは、昭和２８年１月１３日徳島県教育委員会より天然記念物として指定を受け、更に、昭和３２年６月１９日国の文化財保護委員会より指定された、極めて古い株せんだんであり、樹齢３００年余と推定される、周りは８．１ｍ、樹高は１５ｍ傘状に広がり、根幹の下部は中空となり３裂し、下部の３ｍ附近周り５ｍの３枝に分れ、一見名盆栽の観を呈する稀にみる名木である。　
　徳川時代の地図に、既に株せんだんと記載されており、讃岐方面より剣山に登る修験者達の一目標であった。
　尚此の地は、遠く南北朝の忠臣小野寺八郎の挙兵の地と傳えられている、樹下に野神社があって、附近の農民達の信仰の對象となっている。
　　　　　昭和３６年３月３１日　　徳島県阿波町

　＊平成１７年（２００５）４月１日に板野郡吉野町・土成町・阿波郡市場町・阿波町が合併して阿波市が県下７番目の市として市制施行しました。


　太い幹の穴は補修されています

　北西側から

　北側から、樹の東側は公園化されています

　東側から

　説明版です
　　　国指定天然記念物
　　　　　野神の大センダン
　野神の大センダンは、幹回り約７．８５ｍ、樹高は約１１ｍ、樹齢３００～５００年と推定され、昭和３２年６月１９日に国の天然記念物の指定を受けた。
　樹幹は地上１～２ｍで瘤状に膨らみ、地上約３．５ｍからは３本の主枝に分かれて樹冠を形成している。
　幹部は大きな空洞によって南北に分離し、根回りは南側約８．７５ｍ、北側約３．５５ｍを測る。
　このセンダンの木は、古くより讃岐（香川県）方面からの道しるべであったという伝承が残されているなど、地域の人々が大切に守り続けてきた老大樹である。
　　　　　　阿波市教育委員会

　＊センダン（栴檀、学名: Melia azedarach）は、センダン科センダン属に分類される落葉高木の一種。
　暖地の海岸近くに生える。別名としてアフチ、オオチ、オウチ、アミノキなどがある。
　薬用植物の一つとしても知られ、果実はしもやけ、樹皮は虫下し、葉は虫除けにするなど、薬用に重宝された。
　また、香木の栴檀はインドネシア原産のビャクダン（ビャクダン科）のことを指し、センダンのほうは特別な香りを持たない。（以上ウィキペディア一部参照です）

　離れて見ました

　南東側から

　太い幹を見ました

　では、次へ行きましょう

　


　２０２４・６・８・１２・００