年賀状を書き上げた。
枚数にして約100枚。
1枚1枚に、心を込めて、手書きをしたために、3日間かかった。
今までは、パソコンを使い印刷していた。
年賀状ソフトから、適当な図柄を選び、文章も定型文。
宛名は、パソコンのフル活用で、ボタンを押して印刷するだけ。
このような年賀状を何年も続けていた。
年賀状の目的は何であろうか?
形式的に出すのが、目的なのだろうか?
時間を短縮して、見栄えを整えるのが目的なのだろうか?
近年の年賀状を顧みると、目的を忘れていることに気付いた。
本来の目的は、新年の祝いのためにだす書状である。
お世話になっている人や旧友に対して、心を込めて出すものだと思う。
相手のことを懐かしく想い、1年の健康を祈る気持ちを込めて
新年の挨拶状として年賀状を書くものと考える。
今年は、その原点に戻り、手書きの年賀状にした。
日常、手書きの手紙など書かない小生にとっては、少々ハードルが高かった。
お世辞にも上手な字とは言えない。
しかし、一人ひとり昔のことを想いだし、心を込めて書くことができた。
手書きの年賀状を通じて、私の気持ちが伝われば嬉しい。
これからも、体裁にこだわらず、思いやりを持って、
手書きの年賀状にこだわっていきたい。