変化を求めるとは?
変化とは、変わることである。
例えば、コンビニであれば、1週間もあれば商品が変わっている。
売れる商品は陳列棚に占める割合が増え、売れない商品は1週間で消えていく。
衣料品店でも、陳列を変える。同じ商品でも配置換えする。
配列替えするだけで、見た目には変わる。
なぜ、変わるのだろうか?
手間をかけても変えていくのである。
お客様の欲求を満たすために、常に変化していくのである。
マーケティングの基本と思う。
一方、個人においても、変化を求めている。
旅行に行く人、ゴルフに行く人、コンサートに行く人、様々な人がいる。
日常の生活から変化を求めて、行動を起こしている。
食事においても変化を求める。
毎日昼食に、ラーメンライスを食べている人は少ないと思う。
野菜炒めもあれば、餃子もある。中華だけでなく、
日本ソバやカレーライス、コンビニ弁当もある。
たまにはレストランでランチという人もいるだろう。
人間は、このように変化を求めている。
逆に言えば、変化のない一定の生活は、好まれないのであろう。
このように、旅行だ、ゴルフだ、レストランだ、と
外部に変化を求めるのが、一般的であろう。
しかし、世の中には、旅行にも行かない、毎日コンビニ弁当という人もいる。
お金がないため、という人もいるだろう。
無駄使いをしないため、という人もいるだろう。
この人たちは例外であり、
ほとんどの人が外に変化を求めているのだろうか?
最近それ以外の人がいることに気づいた。
“外部の変化”があれば、その対となる“内部の変化”がある。
“内部変化”とは、
価値観の変化であり、
考え方の変化であり、
能力の変化であり、
心の中の変化である。
私が考える内部の変化とは、個人の心の成長である。
心の変化を求めている人にとって、
外部変化が無くても不満は起きない。
外部の刺激が無くとも、
常に心を見つめることで、
人間性を高めていくことができる。
人格者と言われる人は、
このような行動を取っているのではないだろうか?