hakuunの未来ノート

将来のため、人生やビジネスに関して、考えたこと、感じたことを綴ります。

好きこそモノの上手なれ

2014-07-28 | スキルアップ

「好きこそモノの上手なれ」

 

この言葉を聞いて、どのようなことを感じるだろうか?

どのようなことを思い出すのだろうか?

 

「好きなこと」をやるのは楽しい。楽しいことは時間を忘れる。

時間が忘れるほど、熱中して取り組んでいる。

その結果、新たな発見をしたり、新たな気づきが見えたりする。

そうすると、また楽しくなり、より好きになる。

 

昔、ゴルフに熱中していたことがある。

もともと自然の中で汗を流すのが好きである。

練習を一生懸命にやって、

ドライバーでボールがまっすぐ飛ぶ爽快感は忘れることができない。

真直ぐに飛べば、また練習したくなる。

コースの帰り道に、練習場に良く立ち寄ったことを覚えている。

 

アイアンもしかりである。

ショートコースで、150Yをぴったり寄せた快感は忘れることができない。

ミドルコースでは、軽くドローをかけたら、またピンに寄って行った。

つま先下がりのライから打ったボールは、軽いフェードがかかりピンに寄っていく。

こうなると、楽しくて仕方がない。

 

セカンドショット。平らなところはまずない。

“つま先下がり“や”左足あがり“など、フラットなケースはほとんどない。

その対策に、どうしたか?

現場の大工さんから、合板と桟木をもらい、斜面を造ったとがある。

大きさは1m四方である。

そこをコースの斜面とみなして、毎日素振りをした。

どのように打てば、ボールを払うように打てるか、試行錯誤の連続である。

レッスン本を読み、実践してみて、反省する。

さらに工夫して、合板斜面の上で、レッスンする。

週末には、コースに出て、自分で築いた打ち方をやってみる。

“つま先上がり”の斜面では、少々短く持って、前に押し出すように打つと、

軽いドローぼーろとなり、ピンに寄っていく。

この快感がたまらない。

一打でも成功すると、また翌日からの練習に励みとなる。

 

まさに、“好きこそものの上手なれ”である。

自分の好きなことは、一生懸命にやるし、それに関して勉強したり、調べたり、工夫する。

これだけ努力すれば、当然、上達もしてくる。

しかし、本人にとって、この努力は苦痛ではない。

むしろ、楽しみなのである。

飯を食べずに、取り組んでいる時間が、この上ない幸せな時間なのである。

 

さらに、アプローチ、パターと同じように、創意工夫を繰り返していった。

コースに出ている間は当然のこと、24時間ゴルフのことを考えていた。

電車の中でも、自分の課題に対して、どうすれば上手くなるか考える。

そこで考え付いたアイデアを練習に活かす。さらにコースに出て、実践する。

また、家に帰れば、反省ノートの山である。

 

イメージ力の弱い私でも、これだけ創意工夫をすると、徐々に結果が出た。

120、130と叩いてゴルフが、100を切り、90台に突入。

さらに80台で安定し始めて、たまに70台も出るようになった。

楽しいばかりであった。

 

 

この“ゴルフ“という単語を”勉強”と言う言葉に置き換えてみよう。

 

また、この“ゴルフ”と言う言葉を“仕事”という単語に置き換えてみよう。

 

ゴルフと同じストーリーを言うことが可能である。

 

その根本が、“好きであること”だと思う。

何をするにしても、“好きになること”である。

好きになれば、7割成功したのと同じである。

後は、何も言わなくても、勝手に動きだす。

 

親が子供に勉強させたければ、“勉強の楽しさ”を教えるだけである。

後は、勝手に子供が楽しみながら勉強するだろう。

 

上司は、部下に“仕事の楽しさ”を教えるだけである。

そうすれば、部下は創意工夫して、上司の要望以上の仕事を楽しんで行うだろう。

 

“好きこそモノの上手なれ”とは、良く言ったものである。


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