hakuunの未来ノート

将来のため、人生やビジネスに関して、考えたこと、感じたことを綴ります。

「要領が悪い」原因とは

2012-05-29 | スキルアップ
「要領が悪い」原因とは

昔を振り返ってみると、非常に「要領が悪い」と思う。
とくに、勉強の仕方は、反省することが多々ある。

要領の悪い原因は何であろうか?
今考えられることは、三つある。

一番目の理由は、あきらめが早いこと。
二番目の理由は、「だいたい」で終わらすこと。
三番目の理由は、イメージ力が乏しいこと。

●あきらめが早いこと

好きなことは、一生懸命やるが、それ以外のことは努力をしなかったのではないかと思う。

音楽は苦手であった。
一人で歌うとそれなりに歌えるが、みんなと歌うと、少し音程が外れることがあった。
合唱の練習の際、そのことを音楽の教師から指摘され、それ以来、音楽が嫌いになり、練習することはなかった。
小学校の時の嫌な思い出である。
今でも、カラオケが苦手ななのもそれが原因だと思う。


一方で、体育は大好きであった。
運動神経は「並」くらいだったが、動いて汗をかくのが好きだった。
ドッチボールや棒登りは得意種目であった。
しかし、水泳や鉄棒は芳しくない。
不得意だから、水泳の練習をしたかと言えば、小学校・中学校・高校と全然練習をしない。
当然不得意である。

突然練習を始めたのは、30歳半ばになり、スイミングプールに通いだしてからである。
きっかけは忘れたが、週2回か3回通っていた。
最盛期などな、1時間半位ノンストップで、力泳していた。
出張の際にも、海パンをバックに入れて出かけた。
札幌や松本では、空いた時間を利用して、泳いでいたのを覚えている。
ということは、興味を持てば、一生懸命に練習をする。
練習をすれば、当然上達するので、面白さがわかる。
そうすれば、練習にネツが入り、どんどん上達し、体も鍛えられる。
その結果、肺活量が6000CCを超えていたのを覚えている。

興味が湧けば、一生懸命に練習するし、勉強もする。
しかし、興味がわかなければ、当然勉強もしない。
どうやれば、興味が湧くようになるのか。
若手教育では、「メモをとれ」と言っている。
そうすれば、自ずと興味が湧き、自発的に行動する。
子供ならどうすれば、興味が沸くだろうか?
「ほめる」ことだと思う。
人間、子供でなくとも、大人になっても、褒められれば嬉しいし、頑張るようになる。

しかし、学校でも、家でも、会社でも、ほめられた試しはほとんどない。
「昔の人は、ほめるのが下手」というが、その通りだと思う。

「ほめる」ことで、部下がやる気をだし、業績が上がればこれほど嬉しいことはない。
今は、ただただ部下を褒め、最大限に自主性を発揮させ、見守るだけである。

●「だいたい」で終わらすこと

「脳に悪い7つの習慣」から引用する。
『仕事や勉強をしていて、まだ完全に終わっていないのに、「だいたいできた」と考えると、能率が下がる』
『途中で、「完成した」「できた」「達成した」という言葉は、脳にとっては“否定語”である。』
『「だいたいできた」ということは、実際は「まだできていない」はずであるが、脳は「だいたいできた」という“否定語”によって、思考することをやめてしまう』

このことに関しては、思い当たることがある。
学校の勉強は常に「だいたいできた」で終わっていた。
社会人になっても資格を20余とったが、失敗も多い。
その原因は、「だいたいできた」である。

具体的言えば、「テキストを読んで終わり」ということが多かったと思う。
教科書やテキストを読んで終わり、つまりインプットで終わりということが多かったと思う。
その結果、理解が不十分でる。
当然、記憶に定着せず、試験結果は、伴わない。

今思えば、「アウトプット」中心にやって場合は成果が出ている。
小学校の理科の授業では、「表」などは、何度も何度も手書きをした。
その結果、必然と暗記され、その部分に関しては、完全に暗記され、テストでもできた。

社会人になり、記憶にあるのは「宅建」である。
法律には疎かったので、解説書は一番薄いものを買い、ひたすら暗記に努めた。
その後は、ただただ、問題集を解いたことを覚えている。
同じ問題集を10回ぐらい解いたのではないか。
問題集を解くということは「アウトプット」である。
「アウトプット」を繰り返すことで、「だいたい」から「完全」に変わり、記憶が定着する。

さらに、「技術士」に挑戦したときも、手書き中心の勉強であった。
経験論文はひたすら書いて覚えた。800字詰め原稿用紙5枚を丸暗記した。
一般課題や社会問題なども予想問題を作成し、答えも事前準備する。
当然、どのような問題が出るかわからないが、分野別にパターン化して、40題位覚えたと思う。
文章を書くのは苦手であったが、結果として、2年で合格できたのだと思う。
まさにこの2年間は、アウトプットの連続であり、「だいたい」から「完全にできた」領域まで達していたと思う。

●イメージ力が乏しいこと

今でもイメージ力が乏しい。
日常、風景を見ても、頭の中で、残像が浮かばない。
仮いに浮かんでもぼんやりで、ボーとしている。

原因は、右脳の使い方にあると思う。
というよりも、左脳ばかり使い、ほとんど右脳を使っていないのだと思う。
その証拠に、音楽や絵画は不得意である。
詩を書くことや俳句や短歌なども縁がない。
であるから、試験勉強の際にも、イメージ力を利用して、画像で覚えることができない。
スキーやゴルフのイメージトレーニングを行なっても、イメージが浮かばず、すぐやめてしまった。
そのためか、何事も、結果を出すまでには時間がかかり、「要領が悪い」ということになる。

でも、最近は、文章を書く事にも興味を覚え、このようにブログを書いている。
また、オープン講座では、「朗読」にも挑戦している。
さらに、2日ほど前、父親の書斎から、「デッサン」の本を取り出した。
どういうわけか、「絵を描いたい」、という気持ちが高まってきている。

たしかに今まで、「右脳」を使ってこなかったのは事実である。
できないのではなく、ただ、使っていないだけである。
ということは、「右脳」を使うことで、これからの開発が可能である。
すでに100近くまで使っていたら、「ノビシロ」は無い。
が、まだ3とか5の段階であれば、90以上の「ノビシロ」がある。

このように考えると、無限に成長が可能であり、楽しみである。
仮に、10に達したら、今の倍以上の右脳の活用であるから、その成果はすごいと思う。

「イメージ力」が活性化することで、別な世界が開けると思うと、ワクワクドキドキしてくる。

今から、楽しみが増えたことは嬉しい限りである。




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