hakuunの未来ノート

将来のため、人生やビジネスに関して、考えたこと、感じたことを綴ります。

グチをいうと?

2012-05-27 | スキルアップ
今日のブログは、前回に引き続いて、林成之著:「脳に悪い七つの習慣」から引用したい。

タイトルは、『第2章「嫌いだ」「疲れた」とグチをいう』である。

●オセロゲーム

私は、昔は、よくグチをよく言っていた。
性格もどちらかというとネガティブで、暗い性格であった。
ある時、「脳内革命」(春山茂雄著)を読むことによって、その性格が大きく変わった。
「マイナス」から「プラス」へ一気に変わった。
ちょうど、オセロゲームで、一つの「シロ」を置くことで、盤上のクロがすべて「シロ」に変わるような現象であった。
そのことにより、私の人生は180度変わったと言っても過言ではない。
「脳内革命」は、私にとって人生の師に匹敵するものである。



●マイナスからプラスへ

『性格を明るく前向きにする「ドーパミン」という神経伝達ホルモンが、A10神経群から分泌する』、ということが、林先生のこの本に書かれている。

実は、この「ドーパミン」の存在を知ったのが「脳内革命」である。

『人から何か言われて「いやだな」と思うと、脳内に毒性のあるノルアドレナリンが分泌される。
そのとき逆に「いいな」と思うとβエンドルフィンが出る。
どんな嫌な事があっても、事態を前向きに肯定的に捉えると、脳内には体に良いホルモンが出る。
どんなに恵まれていても、怒ったり憎んだり不愉快な気分でいると、体に良くない物質が出てくる。
全てをプラス発想でとらえ、いつも前向きで生きていれば健康で若さを保て、病気に無縁な人生を送れる。』

簡単にいえば、マイナスに考えれば、体に悪い。
一方、常にプラスに考えれば、体内から脳内モルヒネという「ドーパミン」が分泌され、明るく、前向きに、健康になるということである。
だったら、プラスに考えた方が、人生楽しいのではないかと考え、実行したところ、一気に人生が変わった、という体験をしている。

●興味をもつこと

この『第2章「嫌いだ」「疲れた」とグチをいう』は、昔の自分の姿であるので、非常に興味がある内容である。

『A10 神経群の役割は、「情報に気持ちや感情のレッテルをはること」である。』
『理解力、思考力、記憶力、どれも最初の「感情」によってそのパフォーマンスが左右される。』
『一度、マイナスのレッテルがはられた情報は、しっかり理解できず、思考が深まらず、記憶もしにくくなる。』
『脳の理解力や思考力、記憶力を高めるには、まず「おもしろい」「好きだ」というレッテルをはること』
『「好きになる力」を養うことは「頭をよくすること」である』
『まずは、興味をもってチャレンジすることが大切であり、考える力を伸ばすことになる』

●メモをとろう

興味を持つことは、非常に良いことである。
私は、常にA5ノートを持ち、何でもメモをとるようにしている。
メモをとることにより、興味がわき、好奇心も芽生えてくる。
そうすればインターネット等で検索したり、調べたりする。
わからないことがあれば、そこでさらに考えることになる。
これを繰り返すことで、結果的には思考力アップにつながる。
相手の話にたいして、集中して聴くようになる。
集中することで、興味がわき、質問もでてくる。
質問を通じて、コミュニケーションも生まれ、信頼感を築くこともできる。

●人を嫌うと、得することない

中学の時、幾何学の授業が、嫌いだった。
先生は、臨時講師の方で、普段は学校にいない。
接点は、その授業だけ。
機械的で無味乾燥な授業。
人間性が感じられない授業であった。
そのためか、「幾何学」を嫌いになった。
しかし、嫌いになるのは私の自由であるが、成績は悪いし親に怒られ、良いことはない。
当時は、辛口な性格であったので、当然自分で「マイナスのレッテル」をはっていたのである。

今思えば、勉強ができるようになるには、先生を好きになることである。
そうすれば興味がわき、チャレンジするようになる。
仕事も同じ。上司を好きになることが一番である。
そうすれば成果も出るだろう。

一方、部下に成果を上げさせたいならば、部下とのコミュニケーションをとり、部下を事あるごとに褒めることである。
そうすれば自ずと好かれることになり、その結果、部下は一生懸命に働くようになる。

脳の「統一・一貫性」という性格がある。
『自分と意見が合わない人や反対意見を言う人は嫌いになる』という、脳のクセがある。
この性格を認識することで、自分の行動を変えることができる。
つまり、「苦手な人をさけたい」という先入観を取り払うよう意識することである。
『相手の話をシャットアウトするのではなく、まず耳を傾け、いったん「なるほど」とその意見を受け止めてみることでる。
この「相手の立場に立ち、違いを認める力」が、脳を活かすか殺すかを左右する。』

つまり、様々な考えを吸収することで、思考力の幅を持たすことができ、思考力アップにつながる。



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