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85番五剣山 八栗寺にて。
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草花の名前の歴史という文から
十二単は高家の女性の正装です。必ず十二単とは決まっていないそうですが、
幾重にも重なった衣の色が美しく出て、大変優美な衣装です。
色の取り合わせは襲(かさね)と呼ばれ、季節によって決まりがありました。
そしてその配色にも美しい名前がつけられました。
『紅梅襲』 『卯の花襲』 『山吹襲』・・・
ほとんどが草花の名前です。
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自然の風情を身につけ、季節をまとう・・・・
そんなおしゃれを楽しんでいたのでしょうね。
色目の選び方は、人柄や教養を見るものとしても重視されていたそうです。
当時の人の自然や、草花を見る目が繊細になっていったのも、
当然かもしれません。そんな十二単という名前の花、
どんなに絢爛豪華な花かとおもいきや・・・
花の色目も淡い薄紫色.草丈15~20センチぐらいの意外と地味な花です。
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名前の由来はいくつもの花が重なって穂のように咲くからだとか。
それにしても豪華な園芸植物でなくて野の花の名前だというところが面白いです。
お屋敷の奥でさまざまな束縛を感じながら生活していた女性たち。
十二単をまといながらも、野の花にあこがれる気持もあったことでしょう。
「十二単 シソ科春咲 の花言葉辞典より」
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庭いっぱいに咲いているスバラキシス 南アフリカ原産
昨年いただいたもの6箇所に分散してうえてたものが、
スバラキシスの名のごとく・・・咲いています。
辞典の十二単の花言葉に連想してしまった庭の花でした。。
十二単というお花は見たことがありません。見てみたいと思います。