春江美術館・画廊春 (彫刻家 奥村信之・描く詩人 水村喜一郎作品常設) 

春江美術館・画廊「春」作品展示の様子を 画廊犬コテツと共にお伝えします。

アトリエハチゴロー(10) 画廊春企画「いきものたち」について

2014年05月13日 | 絵と美術

日曜日のアトリエでは 薊を描いてもらいました。

 

Tさんはていねいにデッサンしてから、透明水彩で着彩です。

花など植物を描く場合、パレットに主調色のみで描き始めてしまい色の変化に乏しくなることがあります。

何色か用意しておいて 観察しながら色作りをして彩色することがポイントです。

色をよく観察しながら粘り強く描こうとする姿勢が素晴らしいです。

Mさんは いつも感心するんですが構図を工夫して 印象に残る強い絵を描きます。

今回はわざと茎を描かずに不思議な造形を考えています。

薊のトゲの配列をよく観察して丹念に描写する姿勢は見習いたいですね。

お二人とも集中して制作されましたが 時間が足りないので薊を持ち帰り 次週までの課題としてもらいました。

いつもは時間を延長して最後まで描くのですが この日は大垣祭りの日で用事があるためここで終わりました。

次週の仕上がりが楽しみです。ところで企画展の案内状ができあがりました。

画廊春・オープニングの企画展は「いきものたち」にしました。

それぞれの作家の方々がいきものを描くことを通して、生きることの営みや命への慈しみを

語りかけてくれます。20点ほど展示します。

                                                 若園ゆき作「冬陽」20F

なかなか見応えのある企画になったと自負しています。

全ての絵は 私が今までにコレクションした絵ですので手放したくないのですが

気に入って頂ける方がみえましたら お譲りするつもりです。

私も60才となり この先たくさんの絵を家族に残して管理してもらうことは

家族への負担になると考え このような形で画廊を開くことにしました。

もちろんいつまでもコレクションした絵を展示するのではなく、有望な若い作家と出会い 

才能を育ててみたいという願いもあります。岐阜県の大垣市という地方の画廊ですが

残された人生をこの仕事に打ち込んでみようと思っています。

絵に関心がある方は 足を運んで頂けるとありがたいです。

 

画廊にはこの横着者も常駐していますが 騒いだときは ただちに撤収しますので大丈夫です。

親爺の大切な相棒ですので 可愛がっていただけるとありがたいです。

毎日掃除機をかけてお待ちしております。

画廊 春 5/29オープンしますので 皆様お越しください。

 

画廊 「春」 営業時間 

木・金・土・日 の 12:30-18:30 

 

アトリエハチゴロー  営業時間 

木・金・土・日 の 9:00-12:00  デッサン、水彩、油彩の指導 

各曜日とも定員3名まで 週1回 月謝 5000円 

 

画廊・アトリエとも 月 火 水 は定休日です。

連 絡 先

住所 郵便番号 503-0893  岐阜県大垣市藤江町4-14 (田渡 画廊 春)

ドラッグユタカ旭町店様のちょうど北側(裏)になります。

tel  090-7618-8107(タワタリ・画廊 春 )

e-male  dentotakkyu@yahoo.co.jp

 

画塾ハチゴロー 講師の紹介

NAME  田渡 達久 1954年生まれ 60才

東京学芸大学美術科卒(絵画専攻) 横浜市、岐阜県にて美術教師として勤務、この春定年退職

 

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