ワルシャワニキという名の
クレマチス
東京は暑い日が続いています。
きのう 世田谷にある リンパ浮腫専門のHクリニックに行ってきました。
ここは8年前 乳がんの治療のあと 右腕の浮腫で4、5回お世話になったクリニックです。
お陰さまで腕は今まで上手くコントロールできています。
ところで今度の卵管がんは原発です。
乳がんの転移ではありません。
去年8月の卵管がん手術のあと ( リンパ節85個郭清 ) お腹と外陰部がブヨブヨになり、しゃがんだりするとちょうど薄い布団を挟んでるような感じになっていました。
歩く時も重たい感じです。
大学病院ではリハビリ科で指導を受けていました。
リンパ浮腫専門科はありません。
少しだけ良くなった気もしますが 最近は右太腿の内側が嫌な感じになってきたのでやはり 餅は餅やでしょうと行ってみることにしました。
大学病院の売店で買ったガードルをして行きました。
H先生はわたしと同じ年配の真面目なジェントルマンっていう感じの先生です。
一通り質問と説明があって……。
紙に図などを書いて説明してくれます。
ついでに、先生は逆さ書きができる方です☆♪(´ε` )
器用に字も図も向き合っているわたしの方を向けて書いてくれます。
ところで診察ですが腕と違って 場所が場所だけに大変です。
ガードルを取って、つまりすっぽんぽんになって太腿 、足首、お腹まわりなどを計測。
横になって触診。皮膚の感じを見ます。
終わりかと思いきや次は なんと写真撮影です!(◎_◎;)。
先生 「 はい! そこに立って下さい。」
わたしの浮腫は外陰部から太腿にかけてです。(ーー;)
もちろん前面から^^;だけですが あられもない格好のわたしに小型カメラを手にしたH先生が大真面目に近ずいてきます。
わ 「 ス、すみません。こんなところを(゜o゜;; 」などと慌てふためき なぜか謝っています。
先 「これからの変化をみるためです。(ーー;)」
わ 「先生も大変ですね……f^_^;)」恥ずかしがるわたしの方が変です。
でもでもそりゃー怪しい光景でありました。
結果、そんなにたいした浮腫ではないこと 、現在しているガードルでいいが、あと一工夫した方がいいなど諸注意がありました。
その後、別室でリンパドレナージを療法師さん( 女性 ) にしていただきながら 日常的なセルフのやり方、先生に聞けなかったあれこれを伺いました。
わたしにとっての諸注意ですが…。
◯ 人には再生力がある。新しいバイパスのリンパ管をコツコツ育てよう。
◯ くびれが出来るような下着を着ない。
◯ 心配し過ぎない、ストレスを溜めない。 ( 血流が悪くなり浮腫みやすくなるため )
◯ 急に運動量を増やさない。徐々に少しずつ。
◯ 水泳や自転車はよいが 疲れるまでしないこと。
◯ 適度な運動は筋肉を増やし血流をよくする。
◯ 一日に何回も意識して深呼吸をする。リラックスして暮らす。
◯ 怪我や虫刺されに注意。
◯ 蕁麻疹は早く直す。( 悪化の原因になる、 よく蕁麻疹が出るため )
◯ 足からお尻を少し高くして寝る。
◯ 太らないこと。 脂肪がリンパ管を圧迫するから。
◯ リンパドレナージは肌に何もつけないで行う。お風呂で石鹸をつけてしたり、ボディローションをつけたりしてしない方がいい。
などでした。
一と月後に来るように言われ予約して、
お会計は
再診料とリンパドレナージ指導料で一万円で少しお釣りがきました。
新たな弾性タイツなどは買わなくて済みたすかりました。(´・_・`)
酷くなる前のこのタイミングで行ってよかったです。
クリニックで買った本です。アマゾンで買えます。