卵管がんとハロハロ日記

団塊の世代の主婦の気まぐれブログです。
夫婦揃って大病したあと のんびり暮らしています。

ベーグルと義母のこと

2014-05-28 00:10:20 | 日々是好日

 

ベーグルを焼いてみました。
はじめてです。

一時間で出来るっていうレシピでつくりました。
お初のわりにはモチモチでなかなかです。

 

見た目はイマイチだけど

 

ベーグルは今は亡き義母が
よく作っては大量に送ってくれたものです。

ベーグルだけじゃなく義母は
活動的だった15年位前まで
いろんなものを盛大に作っては
ダンボールいっぱい送ってくれました。

肉まん
サモサ
ピロシキ
丸餅
シュトーレン
ベーグル

なぜか 大陸的な食べ物が
得意でした。
で、つくる大きさも量も大陸的
4人家族でせっせと食べても
食べきれず
冷蔵庫にぎゅうぎゅうに入れて
入り切らず
ご近所におすそ分けに
まわったものです。

義母から ダンボールが届くと
来たーっ!って感じで
さあ どうやって片ずけようか
ぜいたくな悩みでした。

「 こんなに 食べきれな~い!」
と電話でいうと
「 ふっふっふ。。なんの それくらい 。」
と笑ってました。

ウチだけじゃなく
義姉の家にも
息子が一人暮らしになったら
息子のアパートにも
どさっと

義母の腕は太くて頑丈で
いつも一生懸命 美味しいものを
作っていたなぁ。

 

  

4人の親たちの介護のことで
悩んだり葛藤した日々が
最近はずいぶん遠くに感じます。

それぞれの親たちのことを想う時
思い出すのは最晩年の頃ではなくて
元気でイキイキ過ごしていた頃のことです。

 

ベーグル お仏壇にも。。
...お義母さんみたいに上手に出来ないよ。

 

 

 


 

p.s.

 

カフェ風にベーグルサンドにしてみた。

アゴが外れるかと思った   Σ(・□・;)

 

 

 


うれしいこと

2014-05-23 00:07:03 | 日々是好日

最近 病院でうれしい と思うこと


リハビリ頑張る真剣な顔に出会うこと

食事が進まなかった患者さんの食器が空になっていること

ベッドサイドで患者さんと笑いあえること

自分の足で歩いて退院する患者さんの笑顔を見送ること

……

リハビリの力ってすごいな、と改めて感動します。

 

そんな話しが

最近リハビリが少々マンネリ気味の相方にも

ちょっとだけ風になっているみたいです。

 




そろそろバラの季節も終わり...
グラハム トーマスを思い切ってカットしました。

 

 


定期検診と主治医交替に思う

2014-05-21 00:23:48 | 卵管がん経過観察 検診

 


バレリーナと白万重が可愛いです

 

先週末、3ヶ月ぶりの定期検診でした。

今回は血液検査だけで
結果は マーカー3種類とも横這い
経過観察期間をまた更新することが出来ました。

さて、この日の診察は
卵管がんになってから4人目になる主治医との初日でした。

新しい主治医は今までで一番お若い先生
テキパキした女医さんでした。

因みに今まで2年9ヶ月の私の主治医歴を...

一番目のDr. 60代の教授、定年退職で退官 2ヶ月
二番目のDr. 40代の中堅医師、実家の病院を継ぐ為に退職 10ヶ月
三番目のDr. 30代の若手医師、癌の専門病院に2年間転勤 1年半

そして、3ヶ月の空白後...

新しい主治医との問診が始まりました。

わ 「 先生 始めまして 、宜しくお願いします。」
Dr. 「 ◯◯です。宜しくお願いします。マーカーは全部 問題ありませんよ。」
わ 「 あ~良かったです!毎回 検査結果が出るまで ドキドキなんです。」
Dr. 「 みなさんそうです。」
わ 「 ..........。」

わ 「 お蔭さまで 無治療が続いていて、そろそろ手術から3年になります。」
Dr. 「 それだけ経っていたら再発しても同じTCが使えるので心配ありませんよ。」

うっ、いきなりそこ?ですか...

初めての診察だったので 少しゆっくり話しをしたいと思っていたんだけど
質問も思い浮かばなくなっちゃって、診察はおわり...
3ヶ月後のCT の予約をしてショボショボ帰ってきました。

新しい主治医の先生にしても
担当が決まったのは診察直前だったようなのです。
きっとカルテもざっとしか見る時間がなかったのでは、と。
それでは一般的な話ししかできないですよね。
せめて もう少し前に主治医を決めてもらい
カルテを読んでいてほしかったと思いました。


ずっと信頼出来る主治医との関係を
続けている人が羨ましいなぁと思います。

そういう私も今年で10年になる乳がんの主治医とは
10年間変わらず幸運な良い関係を続けてこれました。
なんというかずっと見守られているという安心感があります。
較べるといろんな意味でこの違いは大きいって思います。

もう一つ
今の病院に私の病気に関わって貰った医師が
もうどなたもいないんですよね。
それは、時々そこはかとなく心細い気持ちになるんです。

ここまで書いて....なにです (・Д・)ノ
言ってること、検査結果が良かったのにグチですね。
わたし、ぜいたく?なのかな。。
それより、せっかく続く寛解状態、患者力上げるようにしなくちゃですね。

 

とにかく経過観察が続けられていて感謝です。
あと、3ヶ月で 手術から丸3年になります。

 




ベランダのこの片隅が好きで
いまの季節、ぼーっと眺めては 和んでいます。

 

 


バルテュス展に行きました

2014-05-15 22:29:21 | 日々是好日

先週 上野の東京都美術館で開催中のバルテュス展に行きました。

今、手元にあるパンフには
「 バルテュス展、称賛と誤解だらけの20世紀最後の巨匠 」
2001年バルテュス没後 初の大回顧展だそうです。

上野の森に着いた午後、それまで晴れていた空が急に真っ暗になり
ゴロゴロいう雷鳴に追い駆けられて美術館に飛び込みました。



写真は雨上がり

 

ウィークデイの午後でしたが、混み方はほどほどな感じでした。

バルテュスの愛用品なども含めて油彩画と素描画 100点余りの出展で
スイス、ロシニョールのアトリエも会場に再現されています。

音声ガイドは節子夫人の説明も時々混ざったりして親近感がありました。

婦人誌でよく紹介されていた 着物姿の美しい節子夫人のことは知っていても
画家の絵を実際に観るのは初めてだ、と思っていたら
以前行ったロンドンのテート美術館からの出展が数点ありました。
私の目はどうも節穴だったらしく全く 記憶にありませんでした。

緊張感のある静けさに惹きつけられて
しばらくの間観ていたいな、と思った作品が何点もありました。

....さて 音声ガイドのイヤホーンを外すと、ゴロゴロ と外の雷鳴
アララン♪  外に出られない、でもこういうのって好きだわ

と思いながら長居をして、たっぷりバルテュスの世界に浸ってきました。

 


美術館カフェで



雷雨が止んで 外にでると気温がぐっと下がっていて...

雨上がりの新緑が瑞々しい上野公園を
余韻に浸りながら不忍の池のバス停まで歩きました。

贅沢な雨宿りもできて、印象的な一日になりました。

5月9日のことです。

写真まで撮っておきながら 書きそびれていました。

 

関連番組を見つけたので...


⚪︎ アートドキュメンタリー
「 美の巡礼・バルテュスと彼女たちの関係」出演 豊川悦司
  NHK BSプレミアム 5月17日(土)21:00~22:30


⚪︎ 日曜美術館
 「 バルテュスの4つのアトリエ 」
  NHK Eテレ 5月25日(日) 9:00~9:45



バルテュス展  東京都美術館   2014/4/19~6/22

 

 


先輩の助言

2014-05-14 00:38:24 | 日々是好日

 

今のシルバーの仕事を始めて少し経ったころ

先輩たちが歓迎会をしてくれました。



そこで、男性( おじいさんね ^ ^)の先輩が おばあさんの私に助言してくれました。

「 あのね『僕は以前、△△会社の××だった。』とか言ったり

 拘ったりする人はなかなかうまくいかないね。」

つまり 現役時代の肩書きに囚われてるってこと、かな?

「 俺様にこんな仕事をさせて!」

とイカって ひと月で辞めちゃった人もいたらしい。

 

ふ~む なるほどね~ ( 'Θ' )

シニアで新たに働く時の知恵なのね、と受け止めました。

 

とくに男性はたいへんかもしれないな。

肩書き=自分の人生って思っている人、多いからね。

その助言をしてくれた先輩は元学校の先生でした。← なぜ 知ってる?

助言はありがたかったです。

私の職歴なんて おヘソのゴマぐらいのものなんですけどね 


シニアだからこそ出来る仕事ってあるもんだなって最近思います。

なんにせよ、まだ働ける場所があるのは嬉しいことです。

 

 

 

今年 お初のアイスバーグ、いっぱい花をつけてくれました。うれしい♪

 

かわいいゲラニウム、グランドカバーになるほど広がるのに

 ウチでは狭い鉢でかわいそうです。