卵管がんとハロハロ日記

団塊の世代の主婦の気まぐれブログです。
夫婦揃って大病したあと のんびり暮らしています。

女医さんは85歳 ~薔薇

2015-05-08 10:41:24 | 相方の脳梗塞

 

悩ましい相方の慢性副鼻腔炎

脳梗塞以来です。

手術を予約したものの決心が付かずキャンセル

...なんてことをやっとりました。

つまりは信頼できる医師に出会っていなかった、んですね。

 

けれど、この冬 幸運な出会いがあったようで~

なんと、灯台もと暮らし、歩いて行ける近所でです。

出会った耳鼻科の先生はベテランの女医さん。

御年 85歳 !! 

 

この間、「 まあ、一度会ってごらんよ 」

ってことで私も同行。

聞いていた通り、先生は素晴らしくお元気な方

私よりお元気、たぶん

そして、豪快な先生でした!!

 

どうやら相方は波長が合ったみたい。

これって大事なことですよね。

私達に縁がある大学病院の先生だった、というのもラッキーでした。

そして、老先生のツルのひと声で

相方はあっさりと、手術をしない事に決めました。

診断が彼のフに落ち、納得したんです。

 

さて 

先生の診察日は さすがにお年のせいか週に3日だけ

もちろん 診察室にコンピューターなんて物は無く

問診の後、触診などがとても丁寧

その上 近所の昔ばなしが楽しくて

診察風景はなんともレトロな昭和の雰囲気です。

 

私達夫婦が今の住居に来て、もう15年と思っていたけど

まだ15年でした。

この先生に辿り着くまで、だいぶ時間が掛かりました。

 頂いている薬と漢方薬で、相方の症状はかなり改善されました。

ともかくも ひと安心であります。

 

 願わくば どうか先生がいつまでもお元気でありますように...

 

 

.....

 

 

けさ 咲いた薔薇、セントセシリア  

きのうから同じ一輪が咲くところ( 4枚目まで )

↓  ↓  ↓ 

 

 


St. Cecilia

3世紀に殉教した音楽の守護聖人の名前だそう

 

 

朝方 ほんのりミルラに似た香りがします。

 

 

 

モッコウバラの次にウチに来ました。

 

 

11年前 初めてオンナの病気をしたとき

このバラと出会い、殆ど衝動的に手に入れました。

 

なにが言いたいかって?

私も乙女だったんです     

  

   

  

 

 

ベランダなので 植物の大きさや鉢の数に限界があり...

 

残念ながらもう満杯   

 

 

 

 

 

 


ブルーベリーの花と祝四年

2015-04-17 16:22:45 | 相方の脳梗塞

  

この2、3日で気温は冬からいきなり初夏へ

空模様もくるくる変わります。

さっきまでの晴れが今はガラガラピッシャーンと雷雨に急変。

屋上で作業していた工事の人が

「 ヤバイヤバイ!」と言いながら窓の外を駆け下りていきました。

 

 ...

 

ベランダのブルーベリーの花が今満開できれいです。

写真、午前中に撮っておいて良かった !

 

 

10年くらい前 小さい苗木だったのが 大分大きくなりました。

同種類で違う品種が二本

そうすると実が良く付くというので。

確かに一本は良く実が付きます。けど もう一本はあまり付きません。???

 

 

 今日は4年前、相方が脳梗塞になった日です。

うれしくない病気になって、記念日でもなかろーにだけど

思い出して、初心に帰る日でもあります。

再発もせずなんとか無事に今日まで来ることが出来ました。

感謝です。

 

あの日もブルーベリーの花が満開でした。

まだまだ油断できないけれど

今晩はこの日の為のとっておきのワインを開けよう!!

 

 

 

工事中だけれど このベランダは今のところ確保できています。

 

 

さて 相方の紛失した携帯ですが

同じ機種で殆ど前の状態と同じ内容が復活して手に戻りました。

紛失届けから復活まで約1日、曰く、流れるような行程だったと。

ふーむ、そういう時代なんだ、と変な納得。

でも 気を付けなくっちゃ!

今の時代 駅の遺失物課に行くと

傘と同じくらい携帯の山があると聞きました。

 

 

 

 


デイサービスに目からウロコ

2014-08-25 00:05:18 | 相方の脳梗塞

 

最近 相方はリハビリ病院の他に 週二回デイサービスに通っています。

送り迎えつきで実に楽しそうに通っています。

でも...デイサービスに行くと聞いた時、私は

「 えっ?もうデイサービスなの?」と思いました。

私の持っていたデイサービスのイメージっていうのは

義父母が晩年通っていた高齢者向け介護施設のおなじみのあの風景だったんです。


今、相方はなんとか一人で外出することが出来るし

ささやかな仕事も時間をかけてだけれどやれる状態で

知的には しごくまっとうです。

いわゆる介護認定で言えば要支援 ⑴になっています。

 

「 まあ一度見に来てごらんよ。」

というので先週相方が出かけたあと追いかけて行ってみました。

それが...ちょっと目からウロコだったんです。

向かった先は家から車で15分の距離( バスと地下鉄を乗り継いで45分でした。)

とあるビルのワンフロア、小規模なフィットネスクラブといった感じの場所でした。

人生をもっとずっと楽しむための 次世代型フィットネスサロン

パンフレットにはそうあります。

 


 

ゆったりしたフロアに軽い負荷調整が出来るトレーニングマシンが6、7台

私が行った時は 6、70代かな?と思われる会員の方達が数名

車椅子や杖の方もおられましたが皆さんとてもお元気そうにお見受けしました。

勧められて私もマシンを使ってみましたが 負荷の軽いソフトな感じでした。



 

マシンが終わったあとはリラクゼーションスタジオでマッサージを受け休みます。

係りの方に案内され覗いてみたら 相方はここで休んでいました。

静かな音楽が流れ アロマの良い香りがします。

ストレッチ、ヨガ、ピラティスのクラスもあるそうです。


 

このあとラウンジでゆっくりお茶を、相方はこぶ茶、私はアイスティーを頂きました。

いやらしいのですが 飲みものも月額料金の内でした。 

三々五々 お仲間らしい老婦人方がテーブルを囲んで楽しそうに談笑されていて

落ち着いたサロンっていう雰囲気、職員の方達もとても丁寧で感じが良いです。

ああ こんな気持ちのよい所、しーちゃんがいそいそ通うわけだ、と思いました。

 

デイケアと違いデイサービスは医療行為はしないので

理学療法士さんなどの医療従事者の方はおられません。

週二回の利用で 現在 要支援 ⑴ の相方は介護保険の補助があるので

本人の負担は月額料金 2530円です。( 車の送迎付きです。)

もちろんデイサービスとしてじゃなく私も利用出来るのですが

すると介護度のついていない私は料金が12000円~20000円になってしまいます。

 

最近はこういう介護保険を使える民間の施設がどんどん出来ているのかしら。

今や デイサービスも色々あるんだなあと感心して

持っていた古いデイサービスのイメージがすごく変わりました。

 

 


50%の亭主と30%の女房

2014-04-19 11:34:35 | 相方の脳梗塞

 

4月17日は 3年前 相方が脳梗塞で倒れた日でした。
ありがたくも ことし無事に3年目の春を通過中です。

いつも思っているわけじゃないけれど
相方の場合、3年間で再発する確率は50%
そして 次に脳梗塞を起こしたら
それはもう覚悟を...などといわれています。
癌と違い、なん年か無事に経過したから安心
とはいかないようで...
いつも赤信号が点滅していると思っているほうが良いようです。


言ってみりゃ 我々夫婦は再発率50%の亭主と
5年生存率30%の女房です。

なんだかなぁ...
サブソウでサチウスソウな夫婦だなぁ。。(´Д` )

でもですね、冷たい統計上の数字はともかくも
3年経った現在は はじめの頃の悲壮感はずいぶん薄らいで
それなりにそこそこのどかに暮らしているんです。
そもそも 我々団塊の世代の平均余命が
なんのかんの言っても あとそんなにある訳じゃないんですよね。

相方は今も元気にリハビリに通っています。
脚の状態は "やや改善" といったところ
歩くスピードがちょっとだけ早くなりました。
左手もやはり "やや改善" だけど
これは未だ 廃用手( 役に立たない手  (´・Д・)」)です。
眼科と耳鼻科に厄介な症状でかかっており
そして 相変わらずとほほなほど疲れ易いです。

でもですね、あれです  あれこれ不自由はあっても
元々のわりと能天気で明るい性格は変わりないんですよね。

今は外出もくっ付いて歩くこともないし
そういう意味では 互いの自由は確保出来ています。
これはとても重要なことなんです。
古女房は体調管理、食事、体重、睡眠に目を光らせているくらいです。


ところで、

ふたりの病気がかなり強烈な程度だったせいか
どっちの病気の方がマシだとか (・・?) 比べたことはありません。
ただ 病気したのが二人の内の片方だけだったら
どうだったろうって思うことがあります。

お互いがかなり我が儘で相手に求める方だったから
もし私が癌になっていなかったら
相方はもっと私に甘えていただろうし
私は彼の要求に応えようと頑張っちゃって
ヘトヘトになっていたのではないか、とか...


反対に彼が病気になっていなかったら
二度も癌をした私はもっと我が儘になって
相手を辟易させていたんじゃないかと思うのです。
今でも なにか頼んだり言おうとして
うっとことばを呑み込むことがあります。
この人には言えないんだ と思い直すんです。
それは相方も同じようです。



最近パートでいる病院のリハビリ病棟で
脳梗塞で重篤な状態の患者さんに接すると
身につまされ 他人事ではないな と強く思います。

相方の脳梗塞は まるで
ある日崖から突然 ゆっくり落ちていく みたいな経験でした。
それでも ようやく苦労して這い上がってきたのだから
残りの人生は穏やかなゆっくりしたものであってほしいです。

 

 


悩めるダースベーダー

2014-03-01 15:44:31 | 相方の脳梗塞

  

わたしのお気楽なソチ風邪はほぼ治ったのだけど

相方はこの二、三年ずっと慢性的な鼻ずまりの不快な症状で悩んでいる。

耳鼻科での診断は慢性副鼻腔炎、つまり蓄膿症。

ティッシュの使用量 半端でなく、麦茶を飲んでコーヒーか?というほどだ。



思うに 三年前、脳梗塞を発症した頃からひどくなったような気がするのだけど

いくつか巡った病院の医師は脳梗塞との関係性はないという。


医師の見立てでは、

なんでも八つある副鼻腔の七つが詰まっているひどい状態らしい。

根治には手術を勧められている。

手術は全身麻酔でするらしい。



耳鼻咽喉科の医師は相方が脳梗塞を患っているので

安全性を心配して脳神経外科の医師に手術の承諾もとった。

けれども 本人もわたしもどうもスッキリ手術をという気になれないでいる。

理由は漠然と、脳梗塞のあとの全身麻酔が不安なことと

鼻の奥の手術って、脳みそとか複雑なところと近くて、単純に怖いのだ。

いやいや躊躇している一番の理由は

この先生に任せよう と思える医師にまだ出会っていないことだろう。

なので、今はなんとか漢方薬で症状を抑えながら良い先生との出会いを待っているのです。



今朝、起きてきた相方は いつものように

シューハーシューハーと口呼吸音をさせながら

「 俺 さいきんダースベーダーだな。(´・Д・)」」

というのだ。


そう言えば 去年の冬

「 今年はガンダム卒業してC3POになるぞぉ!」( 2013.1.5の記事 リンク出来ない(T_T)

っていってたよね。

ずいぶんな路線変更だわ。

 

ダースベーダーっていってもぜんぜん凄味がなくて こんな感じ ↓ ↓