卵管がんとハロハロ日記

団塊の世代の主婦の気まぐれブログです。
夫婦揃って大病したあと のんびり暮らしています。

定期検診でした

2015-06-16 11:19:09 | 卵管がん経過観察 検診

 

書くのが遅くなりましたが

先週金曜日は4ヶ月に一度の定期検診でした。

 

金曜日は朝から雨がシトシト降って、気分もドンヨリ

検診日にルンルン出かける人、いるわけないわね。

 

かれこれ 11年前の乳がんの時から此の方

まいどの定期検診は慣れっこ、のはず。

しかも、今や充分に生きた60代後半

だけど この検診日ばかりは

普段 口にしたり、思っていること

いかにも達観してるようなことの多くが

ニセモノなのではないか、と疑う日でもあります。

 

前置きが長くなりました。

検診は血液検査のみで

三種類のマーカーは良好でした。

お陰さまです。

ホッとしました。

 

ただね 

良い結果なのになんですけど

血液検査が前回からマーカー三種類のみになっていまして

マーカー以外のデータは出てないんです。

??? と思って主治医に聞いてみました。

Dr.「 とくに必要ないからです。」

わ  「   ....   」

あ~ すぐに言葉が出てこない患者力の低さよ。

さらに 私は近い内 健保の健康診断を受ける予定を思い出してしまい

わ 「 近い内、健保の検診を受けますので、そこで血液検査してきます。」←オイオイ

Dr.「 そうですか、ではそうして下さい。」

わ 「   エッ、あ、 はい  」

自分で言っておいてなんだけれど

こうしてまた、この先生と患者の私の 噛み合わない会話は終わってしまいました。

我ながらビックリ。

 

で 後で落ち着いて考えてみました。

確かに気にしているのはマーカーの数値だけど

わたし、マーカーを調べるためだけに検診に行っているの?

現在は4ヶ月に一度の血液検査、年に一度のCT撮影

有難いことに、さしたる身体の不調も感じない日々

なので 体調に関する問診というか 私の訴えをしたことがない

だからなのかな?

ステージ( 私は3C ) に関係なく抗ガン剤終了して3年経ったから?

でも、いままで乳がん罹患から11年間

その都度調べていたいろんな血液検査の意味は

いったいなんだったんだろう、って。

 

来月 卵管がんの術後4年目のCT撮影を予定しているので

その時、血液検査の意味を、ちゃんと質問を準備して聞いてみよう

そこまで考え直して、 良しとすることにしました。

 

婦人科のあとは眼科も受診しました。

網膜裂孔の後も眼圧も問題なし、白内障もさほど進んでいないとのこと

白内障は急激に進むタイプとゆっくりなタイプがあって

私はゆっくりなタイプということでした。

 

 

色々考えることがあったけど

なにより結果が良かったんでね、ホットしました。

 

 

 

  


定期検診でした

2015-02-17 20:59:17 | 卵管がん経過観察 検診

 

きのうのポカポカ陽気から一転

今日の東京は時々雪が舞う寒~い一日でした。

そんな中 4ヶ月ぶりの定期検診

行きたくないけど行って来ました( ←こどもか!)

 

検診にはいつも私なりの覚悟で出掛けるんです。

でもメッキなのですぐ剥がれます ´д` ;

結果を聞くまではドキドキのヘナヘナ

いまだに慣れません。

 

お陰さまで検査結果は良好でした。

腫瘍マーカーは3種類とも横這いです。

手術から3年半、抗癌剤治療終了から3年が経ちました。

無事に4年目の春が迎えられそうで

なにはともあれホッと胸を撫で下ろしています。

 

診察が終わり

心配しているだろう?相方と子供達にいつものように結果をメール

ホッとしてる顔を思い浮かべます。

ところで、そのメールの文を書くのは

いつも検査結果が出る前 近くのカフェで

1、2時間の待ち時間の間です。

「 検査結果は◯でした。」

と 願いを込め 完了形でしたためておきます。

そして保留にして送信出来るのを待ちます。

考えてみれば その時点ではもう検査が終わっているわけで

ナンセンスなんですけど...

 

帰り道、なにか自分に~

と思ってデパートに入ってウロウロしました。

けれどケチな主婦根性が頭をもたげ

結局地下でさくら餅を買っただけ。

安上がり~  (´ε` )

 

さくら餅は今年お初です。

家に帰って

熱いお煎茶と一緒に 4年目の春の味を味わいました。

パクリと。二つ  (´-`)

あ もちろんお仏壇のあとで...

感謝です。 

  

これは菓子舗 仙太郎さんのさくら餅。

中に小さな紙でこんなことが書いてありました。

「 黒文字等でつつきまわさず、あっさり " パクリ "とやって頂きたい...

    だが 塩漬けの葉っぱ二枚全部ではいかがなものか?

    塩分の取り過ぎではないかと...     云々

 

    桜に因む名句も...

    さまざまの事思い出す桜かな     ( 芭蕉 )

    散るさくら 残る桜も  散る桜     ( 良寛 )                  

                                                                                   等々」                           

                   

                                        

 

 

 


定期検診( CTも )と腎ろうのこと

2014-10-07 22:01:40 | 卵管がん経過観察 検診

 

9月中旬に ひと月遅れて
手術から3年目の定期検診とCTをしました。

先週 その結果を聞きに行ってきました。

夏の終わりから少し体調を崩していたので
ちょっと心配でしたが
お陰さまでCTも血液検査も問題なく
一年ぶりの内診と超音波も事無しでクリアしました。

と、たまにはさらっと書くだけにしようかと思うけど
...やっぱりまだ書きます  (=゜ω゜)

中待合で手に汗までかくドキドキのそのあとのヘナヘナで
でも、血液検査はLowとHighがひとつもなくなっていて
ヘモグロビンの値は貧血が酷かった当時のなんと2倍以上の13.9
熱血ばあちゃんか?

だいたい病気以前もこんな数字見たことないので
記念に血液検査の画像 upしておきます。
クシャクシャな紙だけど (¬_¬)




今回は 新しい主治医のテキパキ先生に
色々聞いてみました。

その中で
経過観察期間というのは
2年と5年を一応の目安とすると聞きました。ふむ。

私は手術から3年がたったわけだけど
ここまで無治療で来れたのは
当初のステージ( 3C )からいって
やはりかなりラッキーなケース だと言われました。

そして
前回 ブツクサ言っていたわたしだけど
先生に対する私の第一印象、変わりつつあります。
もちろん いいほうにですよ。
こういう第一印象の裏切られ方だったら大歓迎
その反対はいやですけどね。







診察が終わったら、急にお腹が空いて
病院のお蕎麦屋さんで( 美味しいんだなここ)
席をかき分けていると

「 はーちゃん?」

と私の名を呼ぶ声が...

振り向くと看護師さんが笑ってる。

「 ん????」と私がしていると

「 腎ろうのはーちゃんですよね?」

そう言われて 看護師さんが婦人科病棟の方だと思い出しました。

「 もう腎ろうは取れたんですか?」

「 はい、お陰さまで! 」

「 よかったですねぇ^ ^」

腎ろうが取れたのは大分前だけど
こうやって 声を掛けてもらえるとあの頃を思い出し
そうだよなぁ そうそう とまた 嬉しさがこみ上げてきます。

腰を叩いて クルッと回って見せました。

で 思いました。
もう3年も経つのに私は腎ろうのせいで
看護師さんに覚えられているんだ。

だってあの頃は しょっちゅう
やれ尿もれだ( 下からじゃありませんよ )
やれ熱が出た
こんどは腰が痛いの
きゃあ!血尿だ~
と周りを散々悩ませていたからな~ ´д` ;

そうか!私は「 腎ろうのはーちゃん」だったんだ。

当時、落ち込む私に看護師さんが
「 腎ろう? 大丈夫よ!している人 いーっぱいいるわよ。」
って言ってたけど

トータル100日の入院中
腎ろうしている人に会ったのは二人だけでした。
今でも 私の記事で一番読まれているのは
腎ろうのことを書いた記事です。
そのくらい腎ろうのこと書いている人少ないし

 

でもね、「 腎ろうのはーちゃん」ってなんだか
人呼んで 「 緋ぼたんのお龍 」とか 「 フーテンの寅 」みたいですよね 

 

 

 


定期検診と主治医交替に思う

2014-05-21 00:23:48 | 卵管がん経過観察 検診

 


バレリーナと白万重が可愛いです

 

先週末、3ヶ月ぶりの定期検診でした。

今回は血液検査だけで
結果は マーカー3種類とも横這い
経過観察期間をまた更新することが出来ました。

さて、この日の診察は
卵管がんになってから4人目になる主治医との初日でした。

新しい主治医は今までで一番お若い先生
テキパキした女医さんでした。

因みに今まで2年9ヶ月の私の主治医歴を...

一番目のDr. 60代の教授、定年退職で退官 2ヶ月
二番目のDr. 40代の中堅医師、実家の病院を継ぐ為に退職 10ヶ月
三番目のDr. 30代の若手医師、癌の専門病院に2年間転勤 1年半

そして、3ヶ月の空白後...

新しい主治医との問診が始まりました。

わ 「 先生 始めまして 、宜しくお願いします。」
Dr. 「 ◯◯です。宜しくお願いします。マーカーは全部 問題ありませんよ。」
わ 「 あ~良かったです!毎回 検査結果が出るまで ドキドキなんです。」
Dr. 「 みなさんそうです。」
わ 「 ..........。」

わ 「 お蔭さまで 無治療が続いていて、そろそろ手術から3年になります。」
Dr. 「 それだけ経っていたら再発しても同じTCが使えるので心配ありませんよ。」

うっ、いきなりそこ?ですか...

初めての診察だったので 少しゆっくり話しをしたいと思っていたんだけど
質問も思い浮かばなくなっちゃって、診察はおわり...
3ヶ月後のCT の予約をしてショボショボ帰ってきました。

新しい主治医の先生にしても
担当が決まったのは診察直前だったようなのです。
きっとカルテもざっとしか見る時間がなかったのでは、と。
それでは一般的な話ししかできないですよね。
せめて もう少し前に主治医を決めてもらい
カルテを読んでいてほしかったと思いました。


ずっと信頼出来る主治医との関係を
続けている人が羨ましいなぁと思います。

そういう私も今年で10年になる乳がんの主治医とは
10年間変わらず幸運な良い関係を続けてこれました。
なんというかずっと見守られているという安心感があります。
較べるといろんな意味でこの違いは大きいって思います。

もう一つ
今の病院に私の病気に関わって貰った医師が
もうどなたもいないんですよね。
それは、時々そこはかとなく心細い気持ちになるんです。

ここまで書いて....なにです (・Д・)ノ
言ってること、検査結果が良かったのにグチですね。
わたし、ぜいたく?なのかな。。
それより、せっかく続く寛解状態、患者力上げるようにしなくちゃですね。

 

とにかく経過観察が続けられていて感謝です。
あと、3ヶ月で 手術から丸3年になります。

 




ベランダのこの片隅が好きで
いまの季節、ぼーっと眺めては 和んでいます。

 

 


先生 しばらくさようなら

2014-02-14 12:18:40 | 卵管がん経過観察 検診

 

きのう

先月中旬に撮ったCTの

結果を聞きに病院に行きました。

手術後二年半、経過観察になってから二年が経ちました。

 

いつも覚悟して診察室に入るのだけど

今回はもうそろそろ 画像に怪しいものが……

写っているのではないかしらと、かな~り後ろ向き。

更なる覚悟で診察室のドアを開けました。

「こんにちは~ (・_・;」

魂の抜けた声でふにゃふにゃ言いながら

目は先生の表情を耳は先生の第一声に集中

「 大丈夫!問題ありませんよ^ ^ 」

ニコニコ仰るのを聞いたとたん

いつものようにへなへなと脱力しました。

画像は半年前のものと変わりがなく

先月した血液検査のマーカー三種類とも横這い

有難くも経過観察になってから二年目の

関所を無事に通過しました。ホ~ッ!!


さて 正気に戻ったわたしはお若いT先生の様子に

あれっ?っと思い

「 もしや せんせい、まさかですか?」

「 そうなんですよ~、春に転勤になりました。」

あっら~~ (≧∇≦)予想は的中。

なんでも癌の専門病院に転勤が決まったということ。



思えば この病気になってから 二年半

わたしはすでに二人の主治医の先生とお別れしています。

初診から手術 治療方針までお世話になった先生は

定年退職で退官され

二人目の先生はご実家の病院に戻られて退職

この度のT先生は転勤であります。



そしてT先生との一年半は幸運にも何事もありませんでした。

ラッキーなT先生との関係をずっと続けたかったなぁ。

でも仕方ありません。

わたしの行ってる大学病院、お若い先生は転勤が多いんです。

そして 二年後にT先生はこの場所に戻られるとのこと

願わくば 是非二年後も無治療のままでいて

一層の研鑽を積んだ優しいT先生と再会したい

わたしは更にオバアになってるけど。。

そう思いながら 薄っすらお髭をたくわえられ

なんだか男っぷりの上がった優しい先生とお別れしました。



 

安堵の一夜が明けると またしても白い世界

雪を見ていたら 昨夜見た夢を思い出しました。

わたしは近所の道路でけんめいに雪かきをしているという…

これってどういう暗示なんだろう?




そうそう

しばらくお別れのT先生に思いきって聞いてみたのでした。

「 せんせい、治療後二年経ちましたけど、そろそろひと安心してはいけませんか?」

「 そうですねぇ。 あと半年で手術から三年ですよね。たしかに三年経ってからの再発は少ないですね。」

無理に言わせてしまったけれど、さすが優等生なお答え

やっぱり5年が一つの目安なのよね

と思い直したのでした。

目標の5年。

まだ遠い5年。

そして  努力と心がけだけでは来ることが出来なかった

ここまでの日々に改めて感謝です。