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JAL再建と金融円滑化法

2010年01月18日 | Weblog
JALの再建を稲盛さんが引きうけることになったようだ。本当にご苦労なことである。ぜひ稲盛さんにはがんばっていただきたい。
「国際線からの撤退や15700人ともいわれている社員のリストラを実施するそうであるが、稲盛塾の塾頭としての手腕が試されるところである。

しかし、日本を代表する航空会社であるJALが何故こんなことになってしまったのか?そもそも、その原因が何なのか?原因は、外国の航空会社に対してのコスト高(特に人件費)のようである。2倍から3倍はもらっているというから驚きだ。

日本の鉄道会社のように国内の競争だけでおさまっていればいいが、航空会社は、そもそもがグローバルな企業であるから、外国の航空会社との戦いになるわけで給与の高い日本人パイロットやアテンダントばかり使っていては成り立つわけがない。

国内の鉄道料金やタクシーなど、韓国や中国などと比べて料金が3倍5倍もするのは規制に守られ競争がないからである。JRやタクシー料金などは国民の犠牲の上に成り立っているようなものだ。タクシーの初乗りが710円とは外国ではありえない・・・

現に土日の高速道路の混み具合を見れば明らかである。

したがって、現在、不況の荒らしを受けていないのは規制に守られた業界だけである。

ある議員さんの鳴り物入りで成立した「中小企業円滑化法」の実態は相当にいい加減なものだ。
法律の体をなしていない。おそらく、この内容では優良な中小企業だけが対象となり本当に困っている企業を救うのは難しそうである。

読んでみても抽象的なところばかりで内容自体がさっぱりと分からない。ようは金融機関任せの内容である。

金融機関でさえ、どうしていいかわからない内容であり、しかも2年という期間だけである。役人や議員さんは所詮はこの程度、議員さん自信の人気取りのためのTVへの出演材料のようでもある。


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