静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

水産加工のお話し

2018年06月18日 10時49分56秒 | 授業・講演

またまた、水産技術研究所のから講師です。
今回はトライアスロン選手のNさんです。
海藻も詳しいNさんですが、この日は静岡県の水産加工品について説明してくれました。


なぜ水産物は加工品の製造が盛んなのか?
静岡県で主要な加工品は何か?
などなど、分かりやすく説明してくれました。


学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
見学説明会の日程はホームページをご覧ください。
6月は23日、24日に開催です。

 園長のつぶやき
焼津は漁業基地であると同時に、水産加工基地でもあります。
例えばカツオ。
水揚げされたカツオがカツオ節などに加工されることで、価値が数倍になります。
静岡県では主要魚種のシラスも同じです。
釜揚げシラスになることで、漁師だけでなく釜揚げやさんも利益を得ます。
ですから、魚が地元で加工されることはとても重要です。
とは言っても、漁師にとっては別の事情もあります。
生食用と加工用では、魚の値段が全然違います。
カツオでも刺身用かカツオ節用かでは刺身用が高くなります。
加工用は儲(もう)けが少ないことになります。
だから遠洋カツオ一本釣りでも、一部をB1と言って別扱いにしています。
冷凍ですが生食用の特級品です。
これは、本当においしいので見つけた人はぜひ食べてみてください。

コメント
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