静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

ガス溶接講習2日目

2018年06月07日 13時30分09秒 | 実習

まずはお知らせ。
YouTubeの学園チャンネルにカッター訓練の様子をアップしました。
http://www.youtube.com/channel/UCsItlPZhzc98RK7zhYqUOow
AO入試を含む、来年度入学試験もホームページをご覧ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/recruit.html
オープンキャンパスの情報もありますよ!
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/natsuyasumi.html

静岡市にある静岡県立清水技術専門校、通称「清水テクノカレッジ」でのガス溶接講習の二日目です。
いよいよ実際の溶接作業です。
まず、先生がお手本。

そして生徒たちもグループに分かれ、それぞれバーナー片手に溶接です。



みんな、器用に溶接していきます。
昨日と違って、楽しそうですね。

あれ?どうした、リーダー?
※リーダーと言うのは彼のあだ名です。

そして最後は試験です。
昨日の講義内容を覚えていないと不合格。修了証がもらえません。
、全員合格できたかな?

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
見学説明会の日程はホームページをご覧ください。
6月は23日、24日に開催です。

 園長のつぶやき
溶接で多くの時間を講義に使います。
やはり理論を知るのは大事なのです。

話は違いますが、水産技術研究所では潜水でアワビなどの調査をすることがあります。
この調査をする職員は、もちろん資格をとります。
これは学園でも取得するCライセンスとは別物。
国家資格の潜水士免許です。
潜水士でないと、仕事で潜水作業はできないのです。
この潜水士試験はペーパー試験です。

潜水で大事なのは潜水病にならないこと。
減圧などの理論をしっかり身につけていることが安全につながります。
だから理論が大事です。
溶接も同じ。
高温だし、可燃ガスを使います。
安全に作業することが最も重要です。

そして、学園で講義があるのも同じ理由です。
50年前に起きた、大きな海難事故。
台風の進路を読み間違えたのが原因です。
海難事故を防ぐために、漁師の技術向上のために学園ができました。

講義を面倒に思うかもしれませんが、自分の身を守るために大事なことです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする