水泳実習が始まっています。
そして、水泳が終わると潜水になります。
潜水実習を前に、器材のサイズ合わせと配布がありました。
今年の生徒は「がたいが大きい=体が大きい」人が多くいます。
おかげでXLサイズ以上のウエットスーツが足りなくなってしまいました...
不足分はレンタルで対応です。
潜水講習が終わると、すぐに夏休みに突入です。
学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
7月の見学会は28日と29日です。
詳しくはホームページをご覧ください。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
園長のつぶやき
生徒募集のため、各地の高校を廻ります。
そのときに、いろいろな情報も入ってきます。
なかでも農業高校は、学園に来る生徒が多いので私としても興味があります。
最近の水産高校から漁業に就業する人はごく僅(わず)かですが、農業高校はそれ以上かも知れません。
農業高校を卒業後に、農業に従事する人はめったにいないようです。
理由として
農家出身の生徒が減ったこと。また、農家と言っても兼業であること。
農業はほとんどが個人経営で、就職する会社などがないこと。
などがあります。
じゃあ、なんで農業高校に進学するのかというと
教室での座学の授業が少なくて、楽しく高校生活を過ごせそうだから
と言う理由が多いようです。
これはこれで良いんですけど、学園とは真逆です。
まず、学園は漁師になることを目的に入学してもらいます。これは絶対。
そして、楽しく学園生活をしてもらうのはOKです。
でも、楽しいだけなく就職したら絶対に必要となる知識、技術、生活習慣などを確実に身につけてもらいます。
楽しく過ごすことが目的の学校ではありません。
本来の実業高校は、学園と同じだったと思うんですよ。
実際に、私と同世代の水産高校OBは漁協の組合長だったり、地域のリーダー格だったりで、漁業の世界を支えている人材です。
今は進学校と実業高校を比べると、進学校が格上かも知れません。
でも、社会に役立つ人材を育てることで比べたらどうでしょう?実業高校は何のためにあるんでしょう?
学園に来る生徒多くは、それほど学力が高くありません。
それでも、学園でしっかり学び、海技士免許をもてば若くして大型漁船の船長、機関長になれます。
現場で活躍できる人材を育てるのが目的の学校です。