今年も御前崎地区の施設見学に行きました。
まずは御前崎市場。
カツオの水揚げは少なかったですが、ヒラメ、シラスの水揚げを見ることができました。
焼津とは違う、沿岸漁業の水揚げやセリは生徒の参考になります。
そして、市場のすぐそばにある南駿河湾漁協で御前崎の漁業について説明をしてもらいました。
ところで、なぜ御前崎に見学に行くのか?
って言うと、焼津のような漁業基地だからです。
焼津は漁港であり、カツオ、マグロなど遠洋漁業の基地です。沖合漁業のサバもあります。
御前崎は港湾であり、近海カツオやシラスが水揚げされます。
かつては多くの近海カツオ船があり、御前崎のカツオ船に乗るために学園に来る生徒がたくさんいまたそうです。
学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
6月の見学説明会は23、24日になります
園長のつぶやき
昨日は静岡市内の高校から二組の見学がありました。
同じ高校で、バスケット部の仲間だそうです。
同じ学校から二組の見学は私が園長になってから初めてです。
説明と見学は13時ころに終わって、私も帰宅しようとした時、
保護者の方が、お一人でいらっしゃいました。
そして、学園の玄関でお話しをしました。
立ち話のまま、終わったら14:30になっていました。
(その間、息子さんたちはどうしていたのかな?)
高校生のお子さんが就職をするとなれば、親はいろいろ考えます。
世の中のことを知っているだけに、本人より悩みが多いはずです。
ましてや漁師の仕事なんて、親だって詳しく知らないですからね。
今は高校生の求人が多いので、単に就職先をするだけなら心配はありません。
ですが、「しっかりとした会社で、長く働いて欲しい」と思うのが親心です。
これは学園も同じ思いです。
もし、漁師という職業に心配や疑問があれば遠慮なくお問い合わせください。
漁師になることを無理やり勧めることはありません。
安易にできない仕事であることもお話しします。
漁師の仕事を正しく知ることが本人にとっても、保護者にとっても漁師になるための第一歩です。