わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【九州北部豪雨の被災地をめぐる】 ~この光景を目に焼き付けておかなければ~

2017年07月19日 | 震災支縁=支え合いの縁を紡ぐ
豪雨から2週間。

九州北部豪雨の被災地をめぐる。




日田市内では、鉄橋が流されていた。

どれだけ凄まじい土砂が押し寄せたのか。









日田市小野地区。

大規模な土砂崩れが川をせき止めて、ダムができている。

住宅の被害もひどいが、地区内の田んぼや畑は泥が堆積。

これは復興には時間がかかるぞ。










山を越えた日田市大鶴地区。

ボランティアセンターのサテライトが開設されていた。

この暑さでは動くのもたいへんそうだ。

被害の甚大さに、ただただ驚く。



















大鶴地区の上流にあたる、東峰村岩屋地区。

車で行けるところまで行ってみた。

絶句である。

あれだけの雨が降ると、山はこうなってしまうのか。

わが泰阜村もこうなるのか、と、他人事にできない。
















朝倉市杷木地区。

自衛隊による行方不明者の捜索が続いている。

そしてまだ断水も続いていた。

改めて水の災害の強烈さを痛感。














この周辺ではあの日、24時間で1,000ミリもの雨が降った。

植林政策で針葉樹が植えられた山は、呼吸もできないような雨を、保つことが可能な山ではなかった。

この光景を目に焼き付けておかなければ。

そしてこの地で必死に生きるひとびとの姿を目に焼き付けておかなければ。

災害多き九州の地から、信州こども山賊キャンプにこどもを招待することが、われわれNPOグリーンウッドができる身の丈の支援だと、強く胸に秘めて、信州に戻る。



代表 辻だいち




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