わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

フクシマの叫びにオールジャパンで応えよう!

2011年06月20日 | 日々雑感
 今日も、被災地からの問い合わせの電話がたくさんありました。
 
 電話はほとんどが福島からです。

 夏の1ヵ月半受け入れてくれないか、山賊キャンプに参加できないか、暮らしの学校「だいだらぼっち」の長期受け入れに空きはあるのか、泰阜村は福島からどれくらい遠いのか・・・。

 いますぐにでもこどもを預けたい、夏だけでもこどもを危険から遠ざけたいという保護者の声は切実です。それでも、「山賊キャンプが今のところ定員で・・・」といわざるを得ないスタッフに、怒りをぶつけることなく逆に恐縮がられ、努めて明るい声で「ありがとうございました」という声をかけてくれるのです。
 見えない恐怖に立ち向かい、どこに怒りをぶつけていいかわからない福島の人々の持つ、強(したた)かさを改めて感じました。

 NPOグリーンウッドは身の丈に合う支援を行ってきました。
 暮らしの学校「だいだらぼっち」(山村留学)では、すでに被災児童を3人受け入れています
 山賊キャンプでは、40人の被災児童の参加(招待)が決まっています。
 へき地山村のNPOとして、東北の小さな街のこどもたちに、「困ったときはお互い様」「支えあって生きよう」という気持ちを強烈に送り続けてきました。
 私は命を削って東奔西走し、被災地の住民の皆さんや、民間NPOなどとの連携に心血を注いできました。

 でも、NPOグリーンウッドのキャパシティをとうに超える問い合わせが続いているのです。

 行政は何をやっているのでしょうか。政府は何をやっているのでしょうか。
 
 福島のこどもだけではありませんが、今、こんなに厳しい時だからこそ、こどもたちの未来にもっとお金をかけなければ。もっと大人が動かなければ。
  
 長野県の震災支援県民本部とも今やりとりしています。
 きっと長野県は、実質的な支援を行うと信じています。

 私たちNPOグリーンウッドも、改めて支援の枠を広げることを検討します。

 まだ支援金が足りません。ぜひ御協力下さい

 震災支援は、立場を超え、距離を超え、違いを超え、時を超え、オールジャパンでいきましょう。

 代表 辻だいち
 

最新の画像もっと見る