わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【有機栽培を貫いた山形県高畠町の人々と再会】 ~渾身のシードルは、これをうまいと言わずして、何をうまいというのかという味~

2017年06月18日 | 全国のなかまたち
山形県高畠町にいた。



もう50年ほど前に、「気が触れたか」と言われた有機農業を始めた高畠の人々。

その中心的存在の「たかはた共生プロジェクト」代表:中川信行さんと再会。

「シードルを作った。飲め」と言われて飲んだ。

「うまいだろう?」と自信たっぷりの顔でこちらを見ている。

「まずもって原料のリンゴが有機で栽培されている。そもそもが違う」と。

不屈の歴史の積み重ねを土台とした重厚な味。

これをうまいと言わずして何をうまいと言うのか。







「辻君、40年、信念を貫けば、異端も正道になる」と諭された。

その言葉の強さにクラクラする。

泰阜村に来て24年。まだまだ半人前の私には、言葉に本当の迫力がない。






だけど、途中から山形弁がきつくなって何をしゃべってるかわからなくなった(笑)

それでも「うんうん」とお互いうなづきあって、もう、とにかく飲むだけだった。

楽しい。


代表 辻だいち