わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【島根おそるべし】 ~志を同じくする仲間が津和野のもいた~

2016年10月28日 | 全国のなかまたち
松江を後に島根県を縦断して西の端っこ津和野町に来た。

山陰の小京都といわれる津和野町。

日本海側はこの時期特有のぐずついた天気。

それが街をさらにしっとりと美しくさせる。












私の本「奇跡のむらの物語 ~1000人の子どもたちが限界集落を救う!~」を読んで共感した人がこの町にいる。

やはり教育を通したローカルな取り組みをしているとのこと。

春にここに来る予定だったが、熊本地震が起こり、ドタキャンしてしまった。

どうしても今年中にその穴埋めをしなければと思い立った。






津和野町の山間部に左鐙(さぶみ)という小さな地区がある。

小学校がこの3月に廃校になってしまったそうだ。

しかし、この左鐙地区が持つ教育力を、なんとかして発揮しようと、その人自らが経営する牧場で通所型の森のようちえん「うしのしっぽ」を展開している。

その現場などを見せていただいたが、その充実の活動に率直に感動した。

夜に、その人の仲間たちや協力隊、Iターン者、町の若手経営者や行政職員などを中心に、パワーあふれるひとたちが集まってくれた。

即興で講演をし、そして懇親会。

厳しい環境のなかでも、教育をど真ん中においたローカルな取り組みに汗を流そうとする多くのひとびとに出会えた。

本質的な議論ができる仲間ができたぞ。

島根、おそるべし。





津和野の皆さんとは、この冬にまた会おうと約束した。

やはり全国に、志を同じくする仲間がいるものだ。

さあ、動こう。


代表 辻だいち