料理の素材を科学する!ってほどでもないけれど

食材や料理についてまとめてみました。
クイズや脳トレもありますよ。

壺が好き

2021年12月18日 | グルメ
【12月20日は何の日】
1852年 日本細菌学の父北里柴三郎、生まれる
1925年 大森貝塚を発見したモース、亡くなる
1929年 「麗子像」で知られる岸田劉生、亡くなる

【前の答】フグ
Q1,ボクは河豚?海豚?
     →河豚。海豚はイルカのことです。

Q2,ボクの漁獲高日本一はどこでしょうか?
    a,宮崎  b,山口  c,石川  d,北海道
     →d,北海道15%、石川11%、宮崎7%、山口6%です。

Q3,ボクのセリで有名な「南風泊」市場、何と読むでしょうか?
     →はえどまり。
      南風を「はえ」、東風を「こち」、
      北東風を「ならい」、東南風を「いなさ」と読む和歌の読み方です。

Q4,ボクのセリで有名な「南風泊」市場、どこにあるでしょうか?
    a,宮崎  b,下関  c,金沢  d,小樽
     →b,

Q5,ボクの食用禁止令を出したのは誰でしょうか?
    a,足利義満  b,豊臣秀吉  c,徳川家康  d,徳川綱吉
     →b,朝鮮出兵のため九州に集結した武士たちがフグを食べ、
      多数中毒死したことから秀吉が発しました。
      江戸時代になってもそれは守られていました。
      中でもふぐ生産地のひとつ長州藩は最も厳重で、
      違反者には家禄の没収や家名断絶という大変厳しい措置を定めていました。
      主君のために命をかけるべき武士が
      食べ物で命を落とすのは不名誉だと考えたのだと思います。

Q6,江戸時代、武士が禁止されていた一方、庶民は食べることが可能でした。
  しかし、1885(明治18)年、明治政府は法律でボクを食べることを禁止したのです。
  では、問題です。これを解除させたのは誰でしょうか?
    a,板垣退助  b,伊藤博文  c,大隈重信  d,西郷隆盛
     →b,初代総理大臣として下関にいとうが滞在した時、
      悪天候で漁に出られず、港でやっと捕まえたフグしかありません。
      処罰を覚悟で料理して出した春帆楼でしたが、
      その美味しさに感激した伊藤が県令に掛け合い、
      春帆楼のある下関および山口県のみ食べることを許可したのです。

Q7,ボクの毒を何と言うでしょうか?
    a,シガテラ b,テトロドトキシン c,パリトキシン d,マリントキシン
     →b,シガテラ毒は熱帯性プランクトンが作り出す毒、
      パリトキシンはアオブダイでよく中毒になります、
      マリントキシンは海洋生物由来毒素の総称です。

【脳トレの答】ピリ辛


【今日の話】
ボクは卵を持っているものが高値で取引されているため、
抱卵期の秋から冬が旬。
卵はご飯粒を思わせる触感で、ほっくりした甘みと食感があり、
桜煮や唐揚げ、おでんの具材などにされることが多く、とても美味しいんだ。
名前の由来は、4㎜程度と比較的大粒な卵がご飯粒のように見えること、
あるいは煮た触感がご飯粒のようであることに由来してるんだよ。
ボクと日本人とのかかわりは古く、
弥生時代には蛸壺漁が行われていたことが遺跡からわかっているんだ。
尼崎市の2000年前の東園田遺跡から出土した、
ボク捕獲用の壺は何と490個。
美味しかったんだろうね。
その「捕るぞ!」っていう熱意が感じられます。
ところで、この壺に不思議な絵が描かれているんだ。
なんと、鹿。
ボクとどんな関係があって、弥生人は描いたんだろうね。
想像すると、ワクワクしませんか?

Q1,ボクとマボクの子どもはぱっと見似ていて区別しにくいんだけど、
  大きく違う所があるんだ。
  さて、どこでしょうか?
    a,色  b,腕の長さ  c,環  d,墨の色

Q2,メスが死ぬのはどの時でしょうか?
    a,交接した時  b,卵を産んだ時  c,孵化した時

Q3,オスが死ぬのはどの時でしょうか?
    a,交接した時  b,メスが卵を産んだ時  c,孵化した時

Q4,ボクは白いものに飛びつく習性があるので
  白い物をエサにされると釣られてしますが、それはなぜでしょうか?
    a,好物の米と勘違いするから
    b,好物の小魚と勘違いするから
    c,好物の貝と勘違いするから
    d,好物のイカと勘違いするから

Q5,ボクの煮付けが郷土料理になっているのはどことどこでしょうか?
    a,広島  b,岡山  c,愛媛  d,香川



【今日のひと言】思いは、人に話せば話すほど整理される

【今日の脳トレ】

【今週の一枚】


コメント (2)
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