11人カット

　一回目のカットの制限は火曜日なのですが、すでに試合を終え選考が済んだチームから次々に選手をカットしています。Eaglesも11人の選手を解雇しています。殆どがFAルーキーでカットされる事が予想されていた選手なのですが、FAで獲得したばかりの大ベテランEd Jasperも解雇されています。

　DT　Ed Jasper　Paul Grasmanisの引退と去年DT陣に怪我が多かった事を考慮して1年契約でチームに合流していました。キャンプ序盤はDTで1番動きが良いと評価されていたのですが、ドラフト組の若手2人に追い抜かれてしまいました。怪我をしたわけではないですし、すぐにでも他のチームからオファーが来る筈です。

　OT　Calvin Armstrong　去年のドラフト6巡指名で1年PSで過ごしました。デプスチャートではRTの2番手となっていましたが、実際はスターターのOGがバックアップOT兼任なので5番手程度の扱いでした。プレシーズンゲームのOAK戦で怪我をして練習を休み続けていました。

　SS　Scott Ware　USCからルーキーFAとして契約しましたが、Quintin Mikell、Sean Considineの壁は厚く解雇されることになりました。

　OT　Dejuan Skinner　ルーキーFAで同時に入ったPat McCoyの方が良いと判断されたようです。

　WR　J.J. Outlaw、Carl Ford、Jermaine Jamison　ドラフトで2人WRを指名して、更にルーキーFAのHank Baskettがスターターを伺う状況では生き残るチャンスは有りませんでした。

　K　E.J. Cochrane　David Akersが完全復活してしまいました。元々Akersの負担を軽くする為の練習台ですから解雇は仕方ありません。

　CB　　Matt Clark、Brandon Pinderhughes　能力は高くないものの数はたくさん居るDB陣の競争に入ることすらなく解雇されました。

　RB　Marty Johnson　RB陣に怪我人が相次いだ為に急遽契約したのですが、OAK戦では12回で47ヤードと良い働きをしました。しかし、怪我人の復帰でカットさsれる事になりました。RB陣に怪我が出た場合の穴埋めで契約しなおす可能性は十分に有ります。
　
　これら11人の選手を解雇しましたが、火曜日までにあと4人解雇しなければなりません。WR　Bill Sampy、OT　Stefan Rodgers、LB　Torrance Daniels、DE　Darrell Lee
が候補ではないかと考えます。


　Todd Pinkstonの代役としては完璧な能力を持つプロボウラーがFA市場に出てきました。縦に走り込むスピードを持ち、WCOに熟練している上に、KRとしても一流と能力的には言う事無しのKoren Robinsonですが、T.O以上にトラブルの多い問題児です。やっとT.Oにかき回されたチームを元に戻したAndy Reidがこの手の問題児を取る事は無いでしょうけれど、出場停止を食らう可能性やチームへの悪影響を考えても、今のチームに必要な能力は持っています。Pinkstonの復帰が間に合わないと判断した場合には獲得を考えるかもしれません。