プレシーズンゲーム第3週の@JAC戦は31対24で勝ちました。ファーストチーム同士の前半も16対17でした。
JACのHC Gus BradleyはChip Kellyと共にHC候補として名前が挙がっていましたし、その点でも面白い対戦でした。
前半だけしか見ていませんが、ファーストチーム同士の戦いはここまでなのでとりあえず寸評を書きます。
Michael Vickが率いたオフェンス、とにかく出来が悪かったのがTodd Herremans、オフェンスのプレイが崩れる時はほぼ全てHerremansからと言う惨状です。膝の怪我で練習を休んでいたりして万全ではないのですけれど、あと2週で開幕と言う意味でJason Petersよりも調整が遅れているのは間違いありません。バックアップのDennis Kellyの出遅れも被害を増す事になるように思えます。
Petersはまあまあと言った感じ、開幕には間に合うでしょう。Lane JohnsonはJason Babinに割られる場面も有りましたが、Vickのスクランブルで互角に走ってリードするプレイも有りました、運動能力はさすがに高いです。
スキルポジションに大きな不安は無いです。LeSean McCoyのランが不発でしたが、Herremansが簡単にやられ過ぎたのが一因ですからMcCoyが不調とは思えません。
Vickもアップテンポオフェンスのようなものを見せました、ただハンドオフフェイク後の動きは不満が残ります。INTの場面は何で投げたのかちょっと分かりません・・・他のプレイでは投げ捨てが出来ていたのですが。
ファーストチームのオフェンス、収穫はVickが無難にまとめた事、スキルポジションがChipのオフェンスで良い動きをしている事。不安点はHerremansの不調とそれをカバー仕切れなかったOL陣。オフェンスはこのまま開幕でも大丈夫でしょう、Herremansの怪我が間に合わない場合はAllen BarbreのRG起用が有るかもしれません。
ディフェンス、Trent ColeとConner BarwinのOLB適性と経験の違いが出ました。パスラッシュではサックを取ったBarwinにOL突破を見せたColeとやっと機能してきた前進を感じるのですけれど、Coleのパスカバーは運動能力以上にセンスの無さをはっきりと感じます。BarwinのINTの場面、DE上がりの3-4パスラッシュOLBなんて言うのは5-10ヤードでゾーンをやっている振りがうまければ十分なんですが、Barwinはそれが出来ていますし、ボールが来た時に反応が出来ました。
Coleはゾーンの時にどうしていいのか分からない混乱が見えます。スロットレシーバーの対面に付く事も有りますが、なぜかマンカバーに行きます・・・そのマンカバーもとにかく5ヤード以内でバンプしようと必死に食らい付くだけであっさり逃げられています。3WRセット相手にSが上がらず(実質Coleがバンプした後のマーク引き継いでいますけれど)Coleをパスラッシュから外して対面に付ける。2重にミスチョイスしているのは致命的な欠陥になると思います。パスラッシュ弱くなって、結果的にSがスロットに吸い寄せられている、Coleのバンプを避ける分若干のルート変更は有っても、ここを狙い打てばQBはパスラッシュを弱める事が出来てWR-Sのマッチアップが作れる。システム変更の必要が有ります。
Sの動きとしてはセット後にSが上がったりする柔軟さが出てきました。3-4はS入れた8人でランを止めるのが基本ですし、良い方向の変化です。
マッチアップとして不安視していたBradley FletcherとJustin Blackmonはやられました。マンで付いたプレイでも競り合いで負けていますし、TDプレイのマークの受け渡しなどを含めてDBの連携調整と個々のタレント両方で不安が残ります。
DLは素直に現行3人がスターターになるでしょう、Cedric Thorntonはランに不安が有りますが、Coleをパスカバーに使い続けるなら全体のパスラッシュと言う点で使い続ける必要が有ります。
ランで一発を貰いましたが、あのプレイはセカンドチームDLにファーストチームが混ざるセットでしたし、NTとRE相手にOL4人ぶつけるJAC側のスペシャルプレイを食らってしまいました。人数的欠陥をDLは良く踏みとどまったのですが、2線目が危機を感じて上がって来たところでカウンターでは誰も居なくても仕方が無いです(最初RE方面にカットしてプレイと関係なくなった為に取られなかったのですが、カウンターを防ぐはずのLE Clifton GeathersともつれていつまでもつかんでたOLの反則を取るべきです)
JAC相手に良い勝負をしたのを喜んでいいのかは微妙ですが、ColeのスロットマンマークとHerremansの不調以外は全体的に調整が進んでいる印象です。
JACのHC Gus BradleyはChip Kellyと共にHC候補として名前が挙がっていましたし、その点でも面白い対戦でした。
前半だけしか見ていませんが、ファーストチーム同士の戦いはここまでなのでとりあえず寸評を書きます。
Michael Vickが率いたオフェンス、とにかく出来が悪かったのがTodd Herremans、オフェンスのプレイが崩れる時はほぼ全てHerremansからと言う惨状です。膝の怪我で練習を休んでいたりして万全ではないのですけれど、あと2週で開幕と言う意味でJason Petersよりも調整が遅れているのは間違いありません。バックアップのDennis Kellyの出遅れも被害を増す事になるように思えます。
Petersはまあまあと言った感じ、開幕には間に合うでしょう。Lane JohnsonはJason Babinに割られる場面も有りましたが、Vickのスクランブルで互角に走ってリードするプレイも有りました、運動能力はさすがに高いです。
スキルポジションに大きな不安は無いです。LeSean McCoyのランが不発でしたが、Herremansが簡単にやられ過ぎたのが一因ですからMcCoyが不調とは思えません。
Vickもアップテンポオフェンスのようなものを見せました、ただハンドオフフェイク後の動きは不満が残ります。INTの場面は何で投げたのかちょっと分かりません・・・他のプレイでは投げ捨てが出来ていたのですが。
ファーストチームのオフェンス、収穫はVickが無難にまとめた事、スキルポジションがChipのオフェンスで良い動きをしている事。不安点はHerremansの不調とそれをカバー仕切れなかったOL陣。オフェンスはこのまま開幕でも大丈夫でしょう、Herremansの怪我が間に合わない場合はAllen BarbreのRG起用が有るかもしれません。
ディフェンス、Trent ColeとConner BarwinのOLB適性と経験の違いが出ました。パスラッシュではサックを取ったBarwinにOL突破を見せたColeとやっと機能してきた前進を感じるのですけれど、Coleのパスカバーは運動能力以上にセンスの無さをはっきりと感じます。BarwinのINTの場面、DE上がりの3-4パスラッシュOLBなんて言うのは5-10ヤードでゾーンをやっている振りがうまければ十分なんですが、Barwinはそれが出来ていますし、ボールが来た時に反応が出来ました。
Coleはゾーンの時にどうしていいのか分からない混乱が見えます。スロットレシーバーの対面に付く事も有りますが、なぜかマンカバーに行きます・・・そのマンカバーもとにかく5ヤード以内でバンプしようと必死に食らい付くだけであっさり逃げられています。3WRセット相手にSが上がらず(実質Coleがバンプした後のマーク引き継いでいますけれど)Coleをパスラッシュから外して対面に付ける。2重にミスチョイスしているのは致命的な欠陥になると思います。パスラッシュ弱くなって、結果的にSがスロットに吸い寄せられている、Coleのバンプを避ける分若干のルート変更は有っても、ここを狙い打てばQBはパスラッシュを弱める事が出来てWR-Sのマッチアップが作れる。システム変更の必要が有ります。
Sの動きとしてはセット後にSが上がったりする柔軟さが出てきました。3-4はS入れた8人でランを止めるのが基本ですし、良い方向の変化です。
マッチアップとして不安視していたBradley FletcherとJustin Blackmonはやられました。マンで付いたプレイでも競り合いで負けていますし、TDプレイのマークの受け渡しなどを含めてDBの連携調整と個々のタレント両方で不安が残ります。
DLは素直に現行3人がスターターになるでしょう、Cedric Thorntonはランに不安が有りますが、Coleをパスカバーに使い続けるなら全体のパスラッシュと言う点で使い続ける必要が有ります。
ランで一発を貰いましたが、あのプレイはセカンドチームDLにファーストチームが混ざるセットでしたし、NTとRE相手にOL4人ぶつけるJAC側のスペシャルプレイを食らってしまいました。人数的欠陥をDLは良く踏みとどまったのですが、2線目が危機を感じて上がって来たところでカウンターでは誰も居なくても仕方が無いです(最初RE方面にカットしてプレイと関係なくなった為に取られなかったのですが、カウンターを防ぐはずのLE Clifton GeathersともつれていつまでもつかんでたOLの反則を取るべきです)
JAC相手に良い勝負をしたのを喜んでいいのかは微妙ですが、ColeのスロットマンマークとHerremansの不調以外は全体的に調整が進んでいる印象です。
ミスはちょこちょこあったけど。
3試合見てリードオプションもわかってきました。
たまには長いパスが欲しい気がするのは、前政権の毒が抜けきってないのでしょうか(笑)
D#、プレッシャーがちと弱いかなぁ。
Coleのいいとこ見たいんですが。。
昨年のドラフト時、視界の広さは素晴らしい、けど身体能力のパワー・スピード・カット力はNFLでは通用しない、伸び代も無さそう と、感じていたのですが・・・。
DBは吹き飛ばせるワー付けてくれました!見誤っていたので土下座します orz
Vickは、どうですかね?
状態良さそうですけど、去年と変わってない感もあって気になります。プレイ毎のムラッ気が大きいのは、今年もそのまんまでしょうか・・・?
どうしても3年前の大活躍の再来を期待しちゃいます。本人のメンタル面が大きいと思うので、Chipがどうコントロールしてくれるか・・・期待です。
2本目のDBがヒドイですね。Boykin, Sims, Poyer 皆まともなタックルができない。 Hughes はケガでK.Phillips はカットだし、早急にストリートからそこそこやれるベテランを取らないと相当ヤバイですね。
CAR戦の解説でBaldinger が挙げていたけど、旬のRBを3人揃えたラン攻撃はホント有効だと思うんだけど、C.Kellyはそれを核に据えてくれないかなあ。
捨てプレーが下手で、うまくいかない時リズムを立て直すのが苦手なVickにとって、ラン攻撃というベースがあると全然違うと思うんですけどね。Reid時代は絶対やってくれそうもなかったけど、走りまくるEaglesを見てみたいんですよね。
PolkはWCO向きの評価そのままですね、怪我に弱いですし3番手くらいが丁度いいのかもしれません。パワーについては去年FBにコンバートされたのが良いのかも。
私はVick嫌いですよ、Chipが選んだから応援してるだけです。こいつが良くなることなんて無い、絶対に。
DBのデプスは致命的です、コレに関しては来年の補強を待つしかないですし、JACと良い勝負程度で見ておくのが正解なのでしょうね。
服役後の1年だけ大活躍、その後はビミョー というのは、挫折からの復活にはならなかった という感じです。
アスリートQBの割りに大怪我したことない・・・ すればいいなんて悪質な思いは無いですが、服役期間が回復・リハビリ期間だった方が、本人の成長にはよかったのかも? などと、全く意味の無い考えですが。
Vickは監獄に居た時に変われなかった、去年だって半分サイドラインに居た。これでも変化が見られないですから後は体力的に落ちていくだけでしょう。
ファンとしては下り坂でもVickに能力が残っていることを期待するだけです。
horikomiさんがおっしゃる通り、研究と対策が繰り返されるNFLの世界ですから、能力より脳力がより大切な要素なのかと思ってます。じゃんけんで例えるならVick先輩がいくら凄いチョキを出せても相手の平凡なグーに勝つのは難しい。自分がFoles推しなのはそういう場面で平凡なパーを出せる脳力があるからなんですが。でも今の時点で先輩がスターターを務める事に異論はないので精一杯応援しますよ!チョキの力が衰えない事を祈りつつ…。
どー考えてもブリッツ来るの見えてるのに、そのままプレイしてサック>ファンブルリカバーされたプレイなんか高校生QBでもブリッツ拾う指示出すでしょうに・・・治らないでしょうね。
強力なチョキ、時としてグーに勝ったりするんですけれど、チョキ専門ですからねえ(笑)Chipがどう調理するのか、Reidほど放任ではないでしょう。そこに期待します。
FolesだとDJの一発が出る可能性が低い(だからDJはいつもVick支持なんでしょうね)からショートを固められたときに通用するのかが怖い(JAC戦もWRスクリーンを結構読まれて横パスを狙われてましたよね)ですが、伸び代に期待という意味ではFolesの方が楽しみなんだけどなぁ。
僕も、JACといい勝負の昨年4勝チームとして、過度な期待はせずに暖かく見守るつもりです。
少し前のコメントでも書きましたが、OL改善されればスキルポジションは充実してますから何とかなるでしょう。と言うか、この面子でオフェンス機能しなかったらQB以外に責任取る箇所ないです(ChipオフェンスがNFLで通用しない可能性は低いと見ています、ディフェンスの負担とかは別問題として)