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パスディフェンス崩壊

2007-08-27 19:08:54 | イーグルス
 主力組の最終調整に場になるプレシーズン3週目の@PIT戦は13-27で負け、1勝2敗になりました。

 まずはOmar Gaitherのランディフェンスですが、ファーストチーム同士の対戦になった前半の数字を見れば13回で50ヤードとまずまずの数字に抑える事が出来ています。しかし、Willie Parkerの18ヤードTDランではMike PattersonをCとGがダブルチームでこじ開け、そのまま流れてきたGにGaitherが完全に取られてしまって真ん中を完全に破られてしまいました。これは去年と同じランディフェンス崩壊のパターンです、Jeremiah Trotterでも対処できなかった(DLが頑張るしかない)プレイで結局なにも改善されていないという事です。良く考えれば、その18ヤードを引けばランはある程度抑えたと言えるでしょう。
 それ以上に問題なのは、前半パスで247ヤード奪われた事です。しかも、RBへのパスだけでも6回120ヤードと打ち破られました。RBへの短いパスを止める事がTrotterからGaitherへのコンバートには意図されていたはずです、それが全く機能していなかったのは残念です。
 そしてTEへのパス対策でもHeath Millerに2回50ヤードと打ち破られました、TD寸前だった38ヤードパスではマンツーマンで完全に付いていたにもかかわらず、パワーで弾き出され、高さでも完全に負けました。Sean Considineは15ヤードバルクアップしてパワーアップをしているのですがパワーで完全に負けています、ここも去年と同じ弱点を持ち続けていると言う事です。

 オフェンスではCorrell Buckhalterが10回43ヤードとそこそこの働きを数字上はしています。1stダウン10で4ヤード取れているのは良いのですが、2nd3rdダウンで数字は稼いだものの目的は果たしていないプレイが多かったので、平均4,3ヤードを高く評価することは出来ません。Tony Huntはセカンドチームで7回36ヤードと働いていますし、Huntが2番手に昇格する可能性が高くなったのではないかと思います。
 Shawn Andrews不在の穴はやはり埋まりませんでした、開幕にはどうも間に合わないようですしMax Jean-gillesとScott YoungのどちらがRGで起用されるにしろオールプロの穴を埋める事はできません。オフェンスの構造を修正する必要が有るでしょう。
 ゴールライン前でファンブルリカバーをした後すぐのプレイで、予想通りロングパスを投げて失敗しています。ターンオーバーからいきなりロングパスの流れはもう誰もが知っているのですから、いい加減別の手を考えなければいけないでしょう。

 ファーストチームとしては、それなりにランが出て、それなりにランは止めたけれど、ディフェンスは打ち破られオフェンスはTDを奪えませんでした。Andrews不在の穴は大きく、TrotterからGaitherに入れ替えた効果は出ませんでした。開幕戦までの2週間での修正を期待しますが、1年掛けても修正できなかった部分を2週間で直せるはずがないでしょう。

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