2012シーズンの開幕戦@CLEは17-16で逆転勝ちしました。両方のQBが4INTと荒れた試合になりましたが、勝ちは勝ちです。こんなふざけた試合負けなくて良かった。
Michael Vickの判断力の無さも致命的ですが、OLが酷過ぎてどんなQBを連れて来ても機能しないでしょう。
King Dunlapが左側でDEと1対1をやって外に切り離され、残るOL4人が壁を作るようになるのは仕方が無いのですが、左側が大きく開くのまでカバーさせられるEvan Mathisが負担に耐えられず漏らし続けました。元々パワーよりフットワークの選手なので、1対1能力は高くないのですけれど、ちょっとやられ過ぎです。
もう一つ、Jason Petersが居ない今チームのベストOLのはずのTodd Herremansも良くないです。Jaqua Parkerに簡単に抜かれる場面もあり、一歩目の出足が悪い印象を持ちます。
Howard Muddが長くコーチしたINDでの晩年は毎年OGを入れ替えていた記憶を持ちます(カットされた前年のスターターOGを2-3人拾いました)パワーよりもフットワークを優先するあまり、インサイドの力押しが出来ず。プルラッシュで押されだすとポケットが狭くなってしまう欠陥が早くも見られます。インサイド3人はMudd就任後の入団ですし、Petersを失ったことでそれまでのOLはHerremansしかスターターに残りません。パワー不足と1対1での能力不足は問題となり続けるでしょう。うちにはPeyton Manningは居ないのですから、IND時代よりもランパワーを重視する必要があると思うのです。
後半、ゾーンブロックを多用し出してからLeSean McCoyの走る隙間が出来始めました。よい兆候です。
Vickの4INT、INTも酷いのですけれど、能力的な欠陥が長所を大きく超えてしまっているのを感じます。
圧倒的なスピードを持っていたはずが、DLとの追いかけっこで簡単につかまるようになりました。スクランブルの脅威は有りますけれど、そこそこ速い程度のQBとの差が無くなって来ました。
肩の強さは素晴らしいですが、オフバランスから矢のような球を投げなくなったのはコントロール重視なのか衰えなのか・・・
欠点として、スナップ前のプレリードが出来無い事。ドロップバック時に何も見ずに、一瞬でも早くドロップバックを終え、スピード差でディフェンスを読もうとするスタイルの限界が見えます。普通、ドロップバックしながら、背後へのプレッシャーの有無とファーストターゲットの動きを見るのですけれど、Vickはそれが無い。
下がりきった所からブリッツの有無を確認するので、OLが簡単に漏らした場合びっくりしたように逃げ始める事になります。(普通のQBは漏らしているのがドロップバック中に見えるので、プレイは壊れてもVickのような反応はしません)
INTの原因もこのドロップバックに起因する面が有ります。ターゲットとマーカーの動きの流れが見えない為にマンマークで併走しているのか、ゾーンで動き出した所なのか、多分判断できていません。その瞬間通せると思ったら、剛球でそこに投げ込む、その結果ゾーンで待ち構える選手にピックされてしまう。カバーを読めず、流れも見ないVickの頭脳面のマイナスが落ち始めた運動能力を超えてしまったように見えました。
Vickだからこの酷いOLでもなんとかやっている。そういう意見も有るでしょうけれど、普通のQBならばもっと早いプレイで3ヤード5ヤードに投げて逃げるでしょうし、ブリッツとすれ違うルートに投げてけん制も出来るはずです。
3ステップ、5ステップのドロップバックが普通に出来るのに、7ステップだけなんで後ろを向いて全力疾走しちゃうんですかねえ・・・
ディフェンスはDeMeco RyansがTrent Richerdsonを抑え続け、DLもパスラッシュよりもギャップをしっかり埋める事で破綻無く抑え続けました。ファンが求めていたのはこの形、と言うものを見せてくれましたし、久しぶりにJuan Castillioとフルネームで書いてみましょうか。良い仕事をしました。
DRCはAsante Samuelを思い出すディープほったらかしでショートを守って抜かれている場面も有りましたけれど、結果2INTですしこの程度の仕事をしてくれれば問題ないです。
本当に本当に酷い試合でした。OLの動きとVickがどこを見て、どこに投げているのかを見直すのが苦痛の作業になるでしょう。
それでも、勝ちました。去年はこう言う試合で負けてしまったのが最終的に1勝足りずにプレイオフを逃したのですから、致命的な怪我人を出さずに勝った。ディフェンスが持ち直す兆しが見えた。このことを評価しましょう。
チャットに来ていただいた皆様お疲れ様でした。来週は観戦会になります。
Michael Vickの判断力の無さも致命的ですが、OLが酷過ぎてどんなQBを連れて来ても機能しないでしょう。
King Dunlapが左側でDEと1対1をやって外に切り離され、残るOL4人が壁を作るようになるのは仕方が無いのですが、左側が大きく開くのまでカバーさせられるEvan Mathisが負担に耐えられず漏らし続けました。元々パワーよりフットワークの選手なので、1対1能力は高くないのですけれど、ちょっとやられ過ぎです。
もう一つ、Jason Petersが居ない今チームのベストOLのはずのTodd Herremansも良くないです。Jaqua Parkerに簡単に抜かれる場面もあり、一歩目の出足が悪い印象を持ちます。
Howard Muddが長くコーチしたINDでの晩年は毎年OGを入れ替えていた記憶を持ちます(カットされた前年のスターターOGを2-3人拾いました)パワーよりもフットワークを優先するあまり、インサイドの力押しが出来ず。プルラッシュで押されだすとポケットが狭くなってしまう欠陥が早くも見られます。インサイド3人はMudd就任後の入団ですし、Petersを失ったことでそれまでのOLはHerremansしかスターターに残りません。パワー不足と1対1での能力不足は問題となり続けるでしょう。うちにはPeyton Manningは居ないのですから、IND時代よりもランパワーを重視する必要があると思うのです。
後半、ゾーンブロックを多用し出してからLeSean McCoyの走る隙間が出来始めました。よい兆候です。
Vickの4INT、INTも酷いのですけれど、能力的な欠陥が長所を大きく超えてしまっているのを感じます。
圧倒的なスピードを持っていたはずが、DLとの追いかけっこで簡単につかまるようになりました。スクランブルの脅威は有りますけれど、そこそこ速い程度のQBとの差が無くなって来ました。
肩の強さは素晴らしいですが、オフバランスから矢のような球を投げなくなったのはコントロール重視なのか衰えなのか・・・
欠点として、スナップ前のプレリードが出来無い事。ドロップバック時に何も見ずに、一瞬でも早くドロップバックを終え、スピード差でディフェンスを読もうとするスタイルの限界が見えます。普通、ドロップバックしながら、背後へのプレッシャーの有無とファーストターゲットの動きを見るのですけれど、Vickはそれが無い。
下がりきった所からブリッツの有無を確認するので、OLが簡単に漏らした場合びっくりしたように逃げ始める事になります。(普通のQBは漏らしているのがドロップバック中に見えるので、プレイは壊れてもVickのような反応はしません)
INTの原因もこのドロップバックに起因する面が有ります。ターゲットとマーカーの動きの流れが見えない為にマンマークで併走しているのか、ゾーンで動き出した所なのか、多分判断できていません。その瞬間通せると思ったら、剛球でそこに投げ込む、その結果ゾーンで待ち構える選手にピックされてしまう。カバーを読めず、流れも見ないVickの頭脳面のマイナスが落ち始めた運動能力を超えてしまったように見えました。
Vickだからこの酷いOLでもなんとかやっている。そういう意見も有るでしょうけれど、普通のQBならばもっと早いプレイで3ヤード5ヤードに投げて逃げるでしょうし、ブリッツとすれ違うルートに投げてけん制も出来るはずです。
3ステップ、5ステップのドロップバックが普通に出来るのに、7ステップだけなんで後ろを向いて全力疾走しちゃうんですかねえ・・・
ディフェンスはDeMeco RyansがTrent Richerdsonを抑え続け、DLもパスラッシュよりもギャップをしっかり埋める事で破綻無く抑え続けました。ファンが求めていたのはこの形、と言うものを見せてくれましたし、久しぶりにJuan Castillioとフルネームで書いてみましょうか。良い仕事をしました。
DRCはAsante Samuelを思い出すディープほったらかしでショートを守って抜かれている場面も有りましたけれど、結果2INTですしこの程度の仕事をしてくれれば問題ないです。
本当に本当に酷い試合でした。OLの動きとVickがどこを見て、どこに投げているのかを見直すのが苦痛の作業になるでしょう。
それでも、勝ちました。去年はこう言う試合で負けてしまったのが最終的に1勝足りずにプレイオフを逃したのですから、致命的な怪我人を出さずに勝った。ディフェンスが持ち直す兆しが見えた。このことを評価しましょう。
チャットに来ていただいた皆様お疲れ様でした。来週は観戦会になります。
負けなくて故障者もなく良かった、本当にそれだけ。それでもこの1勝を笑って感謝できるシーズン終盤になることを望みます。
こんな試合をして負けたら開幕戦で空中分解しかねませんし、本当に勝ってよかったです。
観戦じゃなくて苦行でした、最後のドライブもINTやファンブル未遂でよくTDと言う結果がついてきたなあ。と言う感じですし・・・
WASの急成長は予想以上でした、苦しい戦いになりそうです。
今のメンバーなら、Vick使わなくてもオーソドックスなQBで勝てる、そう思えちゃうのですよね。と言うか、スキルポジションならリーグ屈指のメンバーそろえてこの程度なの?と言う批判が出て当然の酷いプレイでした。
ダメですね、Vickは。自分で決めなければと思うのか、以前より見えなくなっている気がします。
3歩でTEに投げ込んむパスを多めにするとか、とにかく彼のプレーを制限しないとダメと思います。
キャンプでC.Harber が成長してるなと思ったのですが、今年は使えますね。Celek、Avant、Harber、そしてShady。きざんでも確実に進める駒が揃ってるのに...使ってくれないんだよな。。。
仕事終了後に職場で一人game passを見ていましたが、VickのTDパス(INT!!逆転くらう)の瞬間には見るのやめようかと思いました。何とかLast driveと相手のINTで勝利となりましたが、前半のDeSeanのいらだちようからチームとして機能しているのか心配になりました。NFL東地区は他の3チームとも強敵になってしまいました。Vick, OL頑張れ!DFお疲れさま。
too many penaltiesとdangerous throwという言葉が耳に残る試合でした。
プレでダメVickをみていたのである程度は覚悟していたのですが…奴は必ずその少し斜め上を行く!(レベルEバカ王子)
勝つことがチームにとって最良の薬であるという定説にすがり軌道修正をただ願います!
本当勝てて良かった…
プレシーズンの欠点をいくつか解消したけれど、まで問題が残っていると言う感じでしょうか。
McNabbの時も計算できるQBが欲しいとKolbにして、結果Vick。FolesとKolbを比べるには早いですけれど、今のVickは相当面倒な症状に見えます。
今シーズンが非常に不安になる試合でしたが
DEFの課題が解決されつつあるので、安定したシーズンになるのでは・・・・って無理ですか、やっぱり。
週によって当たり外れの多いチームになりそうなので、来週ホーム開幕戦、BALに勝てることを祈っています(二連勝なら夢膨らみます)。
それにしてもマニング兄。QBでこれほどチームが変わるのか、と呆然です。
来年の1巡もOLかなあ・・・
最後のTDパスに至るオフェンスも微妙でしたし、結果オーライとは言え、これで良いのか?って感じです。
まあ、悪い部分を修正してくれると信じて、来週は新宿で会いましょう。
最後逆転したとき、チームの雰囲気が悪くなかったことが救いでした
僕の印象ですが、ラインが良ければ何でも出来るというモットーからいつの間にかOL集めが趣味なだけのチームになってしまった気がします。
強く安定したOLユニットを維持するのは大変だしFA市場に有能な選手もあまり出ないとは思いますが、壮大な無駄遣いに終わった奴は何だったのか……。
来週は皆様とご一緒させていただきますが、少しでもまともな試合に期待したいです。