Jordan Howard獲得

　CHIのRB Jordan Howardと2020年の6巡指名権（5巡になる可能性があるようです）とのトレードが成立しました。
　チーム最大の弱点はエースRBが居ない事でしたが、3年間で3370ヤードのランを記録しているHowardの獲得は欠点を埋める補強になります。
　2016年の5巡指名でIndiana大からCHIに入団、1313ヤード6TD平均5.2ヤードの成績でいきなりプロボウルに（繰り上げですが）選出、2年目も1122ヤードを記録、去年は935ヤードで平均3.7ヤードと数字を落としていますが、OLが良くなかったとする意見もあるようです。16試合出場ですし大きな怪我の無い若手を安価で獲得出来たと考えて良いでしょう。
　ルーキー時の4年契約最終年度ですし、成績が落ちていることとCHIが若いRBへの転換を考えていた事が6巡で1000ヤード級を取れた理由でしょうね。今年ではなく来年のドラフト権と言うのも良いです（5巡に上がる可能性も有りますが、それだけの数字を残したならどちらにせよお買い得ということになります）
　Howardを軸に若い3人がローテーションする、RB不作と言われる今年のドラフト、すでにFA市場のRBでエース格（怪我持ちでない）は売り切れて居ますしHowie Rosemanはまた素晴らしいトレードをまとめてくれました。

　去年のプレイオフで10回35ヤードに抑えたHowardですが、言い換えれば元気に17試合目も出場した若手な訳です。5.2→4.1→3.7と平均ヤードが下がっていることが不安要素ではありますけれど去年後半のランの軸が無い状況に比べればRB陣として格段に良い状況と言えます。


　TEでFAになっていたRichard Rodgersと2年間の再契約をしています。GBからFAの単年契約で入団しましたが、開幕と同時に怪我をしてIR入りしシーズン終盤IRから復帰していましたが（気が付かなかった・・・）1レシーブ7ヤードに終わっていました。3番手のTEとしては十分な選手ですし、上位2人が怪我した時は2番手TEが出来る実績を持っています。TEデプスと言う意味でこの再契約は大きな意味を持ちます。


　エースRBとTEのバックアップが補充されました。DeSean Jacksonの加入でWR陣はリーグ最強クラスになり、TE陣もリーグ最強クラスでしょう。OLの整備とCarson Wentzの健康を維持出来れば（出来れば・・・）素晴らしいオフェンスを展開する事が出来るはずです。