女優をメインにした映画感想のはず

女優力とは、その映画での女優さんの魅力です、女優自体の評価ではなく、また客観性は1ミリありません。音楽やサッカーもあり?

ヒストリー・オブ・バイオレンス:マリア・ベロ

2007-04-11 22:50:24 | 映画
女優力 78%!   (やっぱチアリーダー等熱演に)

最近、名前は良く聞いていたマリア・ベロ。
いくつか映画も見てるはずだが、印象には残ってなかった。
しかし意外と、あんまり出番ないんじゃと思ってたこの映画で
かなり印象に残ってくれたね。
ダークブロンドにシャープな美貌、ちょっと口元に特徴があって
意外とワイルド&セクシーな雰囲気もある。
ここでは単なる主婦役だが、セクシー路線でもまだまだいけるか?
という感じ。
ヴィゴとの夫婦役として、かなり際どいとこまでがんばってたしね。
特にチアリーダーには、どこか悪い店かと思ったよ(^^;

映画は、意外な展開をみせた。
映画の入りから、ちょっと違う雰囲気とは思ったが
映画のタイトル通り「暴力」がテーマだった。
主人公の過去に焦点が当たらなかったことからも
それが窺える。
暴力を使わず問題を解決すべきだろうが、
暴力でしか解決できない場合は、とか
大人の男にとっての、銃は持てる大人の女にとっての
腕力はふるえる子供の男にとっての、そして、
何も出来ない小さな女の子にとっての暴力とは、とか。
いろんなことを考えさせられるような作品だった、
まぁ、あんまり考えなかったけど(^^;
ヴィゴは、過去に秘密を持つ男の役が相変わらずはまるね。
実際の暴力の場面は少ない、主にヴィゴが3回くらい?
それも、素晴らしいアクションであっと言う間に終わる。
だが、暴力は映画全体を重苦しくさせている。

本来娯楽としてしか映画を見ないから、ヴィゴが出てなきゃ
見ない映画ではあったな。