和弥のノンアルコールライフ

酒の無い日常をここで語りましょう。

退職後Ⅱ

2015年07月23日 12時57分15秒 | 日記
定年を迎えて再就職をしても、賃金は大幅に下がる。

年金が受給できるようになるまで、一週40時間を働いたとしても、総支給額は20万ほど(残業も含めて)だろう。それに継続雇用なら国からの補助金がプラス2万円ほど。
もちろんボーナスなどある訳が無い。それで退職1年目は住民税や健康保険料は前年度の収入を算定基準とするから、生活水準をかなり落とすことになる。その後は安くなるが、間違ってはいけないのは、「年度」という事だ。おいらの場合、11月が定年月だから、12月はまだ前月の給料が入る、そして1月から翌年の3月までは高い税金、保険料のままだということだ。しかし、実際安くなるのは6月からなのだ。

これは1年と半年ほどは貯蓄の切り崩しか、生活水準の大幅な低下をしないといけないということになる。おかしいんじゃないのか?住民税は所得税のように、その月の収入に合わせて収めるべきだ。健康保険にしろ、市町村によって少し違うが、国民健康保険ならそうするべきだ。おいらは会社の健保を継続するつもりだが、所得がある時の基準で無くなってから収めることが基本的におかしい?と思う。

皆、これで泣いている。

そして、年金受給が始まっても働いていると「在職老齢年金制度」という不思議な制度に当てはまってしまい、月収28万円を超えて働くと、超過した収入の半分が年金からカットされてしまう。えぇっ!苦労して働いて年金が安くなる?どういうこっちゃ・・・

この国はおかしい。まぁ、年金生活でたくさん働こうとは思はないが、元気な内は小遣い稼ぎくらいはしたいと思う。そして年金受給額が減らされるような制度はおかしい!

老後は現役時に比べ、働けなくなるのは仕方ない。また、子育ても終えて必要なお金が少なくなるのも理解できる。ただ、年金満額受給までの期間を働いて過ごさなければならないということは、大きな問題だ。雇用延長をする会社など極僅かだろう、定年制を廃止するなど皆無じゃないか?再雇用を嫌々ながら政府の方針で実施しているのが大半だろう。そうして、それまで身に着けた技術やノウハウを安く雇って現役と同じ仕事をさせる。

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2 コメント

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退職後 (えの)
2015-07-24 07:11:45
先日ニコンのカメラの修理を検索していたら、退職後の人たちが、会社を興してカメラ修理をしていました。
元本職の人々だから、修理をお願いするのも安心だし、本社が見切りをつけた古いカメラの修理も行ってくれているようです。
こんな退職後の職場があるんだと感心しました。
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えのさん (和弥)
2015-07-24 15:42:49
タコ焼きでも売ろうかしら・・・
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