桜前線が日本を横断する今日この頃。休日になれば
桜の名所は人でイッパイ。酒だ宴だと、花より団子状態の
楽しい宴会だが、欠かせないのは花見の舵取りを行う幹事。
花見の名所調べから食料の手配、会費の回収から連絡まで
一手に担うその役所は敬遠されがち。しかし一度達成感を
味わったら、苦労なんてどこ吹く風。準備する事が楽しくて
楽しくて仕方ないもんだったりする。
そこで今回は”失敗しない花見の幹事をする10の方法”と
題して、下記モデルケースの場合を参考に、よくつまづく
ポイントを解説していく。
人数:8人(全て男)
予算:16000円(一人2000円)
時間:午前11時~
場所:とある桜の名所(無料駐車場有)
食材:肉中心(BBQ)
①会場選びと駐車場の関係
②場所取りを甘くみない
③食材を持ち寄らない
④花見場所の景観と角度
⑤食材は当日に購入
①会場選びと駐車場の関係
会場は名所になればなるほど人が増える為、可能な限り
大きな駐車場がある所を選びたい。また、その駐車場が
何時から何時まで利用できるか下調べもしておきたいところ。
参加する側が現地に到着したとき、真っ先に悩むのが
”車をどこに置こうか?”
である為、事前に連絡しておくことができれば電話対応などの
手間が省ける為、進行がスムーズになり易い。
②場所取りを甘くみない
大都会の中やTVで見られる超名所を覗き徹夜組みはいないだろうが、
それでも現地解放数十分で人は入ってくる。良い場所から
確保されていくので、兎にも角にもまず場所取りを優先したい。
場所がなければ何も始まらないのだから。
確保方法は芝生や地面だとブルーシートを広げておくだけで
OK(その場にいなくても良い)、ベンチタイプだと人数分の
ベンチ上に荷物を置いておくだけで良い。急な天候不良で
せっかくの花見が中止にならぬよう、屋根付きが望ましい。
長時間外にいる場合は、暖を取れるようにしておく
(カイロ、上着等)。
③食材を持ち寄らない
会費を安くすませたいからといって、食材を多人数で持ち寄ったり
しない。持って来ることができなかった・忘れた等トラブルの原因に
なるからだ。少なくても会費は会費。手軽に楽しむには、身軽に来て
もらうのが一番である。
④花見場所の景観と角度
景観はもちろん桜が見える位置が大前提だが、目の前に柵があったり、
通行人がよく通る道があるのはNG。桜が自然に目に入ってくる位置が
良い。
180度後ろを振り返って景色が良かったりすると、新たな発見があって
会話が弾んだりするのでオススメ。
⑤食材は当日に購入
中止の場合を考慮し、肉などは当日ギリギリに購入する(もちろん
事前に値段・量・生産国はチェックしておく)。保存方法は
発砲スチロールの中に凍らせたペットボトルを何本か入れておけば
1日持つ。ただし野菜だけは洗浄・切る作業が必要な為、前日に購入、
当日朝に切る。現地では場の空気で適当な扱いになりやすいので、
食材毎に袋で小分けして持って行く。
つづきはその2で紹介!